夫と二人暮らしです。

猫もいます。多頭飼いです。

子供はいません。できたらいいなと思っていたのですが、できませんでした。

 

なので、これから、二人で歳をとっていくものと思っておりました。

 

なのですが、11月のある日、夫が急死しました。

突然のことで、なぜ?どうして?と、ずっとずっと考えています。

 

11月のある日、私が帰宅したら、お風呂が異常な状態でした。

 

脱衣所の小窓にリビングからLANケーブルが引かれて、どうやら浴室に繋がっているらしい。

浴室からは、テレビの音。

リビングにあったテレビがなぜかお風呂に。

脱衣所のドアは開かず。

中に夫がいる?

携帯に電話すると、風呂場から着信音が聞こえるけど、呼びかけに反応はない。

まさか、と思いながら、119番。

 

15分後、救急車と消防車と警察が到着。

それから1時間少しして、脱衣所ドアを破壊して、夫を玄関先に出した。

その時すでに、夫は、死後硬直が始まっていた。

なので、救急車では運ばず、警察に行くことに。

夫の体に、心電図を当てて確認されていた。心拍も何もなし、死んでいるとのこと。

この時、夜の21時近く。

 

昨日まで普通に過ごし、その日のお昼にも用事があって電話した。

それが最後になった。

 

その後、家に入って浴室を見た。

破壊されたドア、外された折り戸、浴室内は、夫がいつも使っていた座椅子とクッション、足元に練炭。

窓や出入り口にガムテープ。

浴室内には、夫が子供の頃から大事にしていたものや、最近手に入ったもの、気に入っているものが所狭しと並べられていた。

 

つまり、夫は、自分の気に入ったものを並べ、浴室にテレビを持ち込み、練炭自殺をした、ということ。

もう、私の思考はパニックで、なんでそんなことしているの?なんで死んでいるの?自殺する必要がどこにあるの?って、夫がいなくなったことがわけがわからず、布団に入っても日眠れず。

 

翌日、警察のかたが現場を見に来て、遺書を探していた。

紙では、どこにもなかった。

でも、警察の人が帰った後に、夫のパソコンを見たら、遺書ではないが、動機っぽいものが書いてあるものを発見した。