お久しぶりです。


ご報告となります。



数日前に母方の祖父が他界しました。


高齢なのでいつかは・・・と覚悟はできていましたが、
突然のことなので驚いています。


母方の祖母も高齢なのですが、
こちらの方が体調が悪かったので。。
おじいちゃんは意外だった。


昔のこと、数年前に言ったことや起こったことも
全部覚えているくらい記憶力がよくて。
あの年齢で読み書きも普通にできたのはすごかったし、
最期までしっかりしていました。


あんなに元気だった人との突然のお別れ。
高齢と言うこともあるけれど、本当に寿命って
決まっているのかな…とも思った。


父方の祖母はかなり大往生だったので、
母方ではあるけれど祖父も同じ年くらいまで
生きてくれると…
きっと無意識に思っていました。


それだけにもっともっと、会いに行ってあげればよかった。



暗い話題はなるべく書きたくないのですが、
残したいと言う思いは書くことにしています。


長文になるので疲れるかもしれません。



祖父は戦時中、シベリアに捕虜として連行され、
炭鉱で強制労働させられました。


シベリアの寒さは過酷で、暖房も食料もろくに与えられず
想像を絶するものだったようです。


何人もの仲間が亡くなっていく中…
なんとか生きて、日本に戻って来てくれました。


2年前に放送されていた唐沢寿明さんが主演の
ドラマ『不毛地帯』で、祖父から聞いていた話と
状況がほぼ一緒だったので母と見ていました。


それをドラマではあるけれど、映像として見ることで
おじいちゃんはこんなに大変だったんだと改めて思い。。
昔の人の忍耐強さは本当にすごいと思ったものです。


おじいちゃんが生還しなかったら
母も私も生まれていなかったんだよね。



シベリアから戻ってきてくれましたが。。
炭鉱での重労働で金属粉etc…を大量に吸入したことが原因で、
長年「塵肺」という病気を持っていました。


そのせいでやっぱり肺は帰国後から悪くて、
呼吸が若い頃から苦しくなることも多々あったみたいです。


そして5年程前に肺がんで「余命1年」と宣告されたのですが。。


おじいちゃんは奇跡を起こしました。



きちんとした機関での精密検査では確かに癌で。。


もう高齢で進行も遅いし、年取ってからの手術は
精神的にも肉体的にも負担がかかる…と医師と相談し、
手術はしませんでした。


でも1年経過しての検査で。。
癌がなくなっていたんです。


嘘のような本当のこと。


最初の検査での見間違いはなかったようだし、
1年後の検査で消滅していたようです。。


とても不思議な現象でした。
本当になくなったのかと疑っていたけれど、
元気だったのでなくなったんだと信じています。



毎日思いきり笑っていたら癌が消えていた、
と言うお話を聞いたことはありますが。。


おじいちゃんは楽観主義なのでそれがよかったのかもしれません。


食欲も旺盛で、栄養バランスのとれた食事も摂っていましたが、
お菓子も毎日必須だったんだけどね。。


戦時中は食生活や環境も悪かったと思うし、今までUVケアを
したこともなかったのですが。。
シミ1つなくシワもほぼなしで、持病以外は健康でした。


体質もあると思いますが、こんなに元気だったのは
思考によるものが大きいと私は思っています。



後年は高齢で腰もかなり曲がっていたので、
療養型の病院に入院していました。


なくなったのは夜中だったので、最期を誰も看取れなかったのは
かわいそうでしたが。。


母は悲しかったけれど、おじいちゃんのお願いは
何でも聞いてあげたから悔いはないと言っていました。


いとこの中でも女の子は私だけだったから
本当にかわいがってくれたなぁ。。


お肌が綺麗でスタイルが良かったから、
「綺麗なおじいさん」と言われていたのが嬉しかった。


旅立ってから数日経ったけれど…
今にも「○○ちゃん」って、
いつもの私を呼ぶ声が聞こえてきそう。


素の発言がいつも面白くてよく笑わせてくれました。


血液型が5年前に今まで思っていたものと違っていたと発覚し、
なんだかそれもおじいちゃんらしいなんて皆で笑っていました。
もちろんおじいちゃんのせいではないのですが。。
そんな私と弟もおじいちゃんと同じ血液型で
ちょっぴり共通する部分を感じます。


腰もかなり曲がっていたから最期は療養型の施設だったけれど、
淋しい思いをさせてごめんね。



これからはおばあちゃんの心のケアもしっかりしていきたい。


告別式は体調が悪くて行けなかったから。


「最期に何か伝えたいことはある?」と聞くと
「もっとしっかりして欲しかったわ!」って、
笑ってたけれどね。


気丈に振舞ってはいるんだけど、
あの顔が浮かんできて眠れないって。
病院で過ごす1人の夜はしばらく辛いと思う。



おじいちゃんの忍耐強さと優しさ、律儀な所etc…
大好きでした。


たくさん愛情を注いでくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。



コメント返信や承認、遅くなってしまいました…


いつも本当にありがとう。


身近な人とのお別れは誰もが経験することだけれど、
残しておきたかったので書かせてもらいました。


夜中に暗い話題でごめんね。