a-ticket D-LITE(from BIGBANG)スペシャルインタビュー
日本デビュー作『D’scover』は、珠玉のJ-POPをカバーしたアルバムとなっていますね。海外のアーティストが、 日本のアーティストの楽曲を日本語でカバーするのは大変珍しいと思いますが、日本語カバーアルバムを初体験されての苦労はありましたか?
「日本語で歌いながらもちゃんと感情が出せるのか。僕は感情を歌で表現することが一番重要だと思っているので、日本語の発音が自然に聴こえるように意識しながら、僕の気持ちも入れて……といろんなことを考えながらのレコーディングで、しかもBIGBANGのワールドツアーと並行していたので、時差ボケになったり、いろんな言語が頭の中で飛び交ったりして、正直すごく大変でした。でも、そんな状況下でも、とにかく何度も何度も繰り返し練習して、その歌をいろいろな角度から見て、考えて、プロデューサーさんたちと話し合いながら、主旋律だけでなく、フェイクとか細かい部分まで、自分の中でイメージをきちんと作り上げた上で、レコーディングに臨んだんです。それにBIGBANGのときとは違って、今回のアルバムは、1曲全部が僕の物語だから、最初から最後まで僕が何を言いたいのか、自分自身に問いかけながら、僕なりの考え、表現、責任を持って歌ったんです。そのためにいつも以上に声を詳しく聴いて、息遣いまでを気にしながら1曲1曲歌ったので、身体的にも精神的にもこれまで感じたことのない疲労を感じました (笑)」
そのぶん、毎日ぐっすり寝れたのでは!?
「一度寝たら、夢も見ないぐらい熟睡しちゃうんですけど、今回は限られた時間の中で、やらなくちゃいけないことが本当にたくさんあって、毎日朝の3時、4時ぐらいまでずっと作業をしていたんです。終わってから部屋に戻って、すぐにでもベットの中に飛び込びたい気分だったんですけど、次の日のレコーディングのための準備をきちんとしておかないと寝れなくて。やらなかったことで、失敗してしまったり、あのときやっておけばよかったのに……って後悔したくなかったんです」
D-LITEさんの作品に取り組む真剣な姿勢がうかがえますね。
「僕はただの心配症なだけなんです(笑)。あと、1つ1つ着実に、納得いくまでやらないと気が済まない僕の性格です」
D-LITEさんは、明るくて、つねに周りを優しく包み込む温和なイメージがありますが。
「自分以外のことに対してはそうですけど、自分のことになると妥協を許さない頑固な面が強くなりますね(笑)。今回収録した楽曲は、僕が直接耳にして歌いたいと思ったものもあれば、スタッフの人に薦めてもらって、そこで初めて知ったものもあったんです。まず原曲のイメージを知ることから始まり、YouTubeとか映像でそのアーティストさんが話すメッセージとかライブの雰囲気を見たり、ほかのアルバムを聞いたり、さらにその曲をほかに誰がカバーしたことがあるのか、カバーしたバージョンも探して聴いてみたり……時間の許す限り、その楽曲にまつわることを体感しました。そして、僕が少しでも違うと思ったり、アーティストさんの姿勢や楽曲の世界観に共感できなかったら、カバーをしたらいけないと思ったんです」
まさに今作はD-LITEさんの歌に対するこだわりの極みといえる作品となっていますね。
「この人はこの人の色なんだなと1回感じた上で、じゃあ、僕の色はどうなんだろう?って。せっかく僕がカバーするのだから、ちゃんと僕の色づけをしないと、聴いてくださる方に申し訳ないですから。そのぶん本当にいろいろ考えましたし、楽曲も聴きすぎて、これ以上聴いたらヤバイかなって思うぐらい(笑)、僕なりの色を出すのに苦労しましたが、自分自身納得のいくアルバムが仕上がったと思います」
日本の楽曲を歌ったことで、改めてBIGBANGの楽曲との違いも感じました?
「BIGBANGの楽曲とは、当然ジャンルとして違いますけど、BIGBANGにもバラードがありますし、切ない曲もいっぱいありますし。でも、僕が今回選んだ楽曲には、J-POPならではのメロディーライン、日本のかたがグッとくるポイント、何より温かさがあると思います」
今作では斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」をはじめとする男性シンガーはもちろん、絢香さんの「Hello」やMISIAさんの 「逢いたくていま」など女性のナンバー、さらにソロアーティストのみならずバンド、レミオロメンの「夢の蕾」やDo As Infinityの 「陽のあたる坂道」といった多彩な楽曲たちが収録されていますね。しかも日本を代表するクリエーター陣(亀田誠治、松尾潔、笹路正徳) がプロデュースをしているのも今作の特筆すべき点ですが。
「本当にみなさん素晴らしい方たちで。それぞれ持っている個性も違うぶん、非常にバラエティーに富んだアルバムが出来上がったと思います。そして、さっきも言ったように、全曲に共通した"温かさ"があるんです」
性別、ジャンルに関わらず、見事にD-LITE色に染め上げている人並み外れた高い歌唱力、表現力がダイレクトに堪能できるのみならず、 今作は、D-LITEさん(の人間性)を何より連想させますね。たとえば、「全力少年」は、つねに一生懸命で、時折少年のように無邪気な 立ち振る舞いをするD-LITEさんの姿を、「やさしさで溢れるように」は、まさしくメンバーやスタッフ、ファン、周囲の人たち対する 思いやり、優しい気遣いを、「アイ」は、慈愛に満ちた懐の広さ、天使のようにキラキラとした笑顔をふりまく愛嬌、 ふと漂わせる哀愁……といったように、D-LITEさんにしか出すことができない世界観が構築されていますね。
「あははは……恥ずかしいです(照笑)。でも、そもそも自分にない感覚や感情、共感できないものを歌うことはないですから」
また「じょいふる」はステージを心から楽しみ、ファンと喜びを共有する姿を彷彿させますが。
「今回のカバー企画があると聞いたときに、いきものがかりさんの曲を何か歌いたいなと思って、いろいろ聴いた中で、この曲が一番インパクトがあって選びました。正直、最初に聞いたときは、僕がイメージしていたいきものがかりさんと違っていて、なんだこの曲は~~ってビックリしたんです(笑)。一気に少年時代に戻ったといいますか。しかも、プロデューサーの笹路(正徳)さんに、今回ビッグバンドを導入したカッコいいアレンジにしていただいて、まったくオリジナルとは違う僕の『じょいふる』が出来上がったと思います」
レコーディングのときはどんな感じだったんですか?
「僕はレコーディングをするときは、いつもブースの明かりを暗くして、その歌の世界に入り込んで歌うのですが、特にこの曲は、無条件にわんぱくな子供になれる気がしたので、自分の幼少時代の記憶を思い出しながら、わんぱく子供がどこか知らない場所を旅しているようなイメージで、ずっとハイテンションで、無邪気に踊りながらレコーディングしました(笑)。きっとそのときの僕の姿を見たら、みなさん本当に驚くと思います。というか、恥ずかしいので、絶対みなさんに見られたくないです(笑)。ライブでもダンスをしながら歌うかもしれないですけど、レコーディングのときよりは抑えめにするつもり、いや、しないとヤバイと思います(笑)」
そこまでとは!? また全曲生バンドの演奏によって、それぞれのカラーを際立たせながらも、やはり軸にあるのは、D-LITEさんの“歌声” にほかならないな、と。少しハスキーがかった低音域から、どこまでも無限に広がっていく伸びやかで艶やかな高音域を放つD-LITEさんの 歌声は、最大の魅力、武器でもありますからね。MVも撮影された「歌うたいのバラッド」の中に、“歌うことは難しいことじゃない” とありますが、D-LITEさんにとって歌うこととは?
「(即答で)難しいです(笑)。歌うことは、僕にとって一番幸せなことでありますけど、今歌うことは僕の仕事だから。僕だけの満足じゃなくて、みんなの満足がいく歌を歌わなくちゃいけないし、歌を通して僕の考えが聴いてくれるみなさんに伝わるように、いつも"本気"で歌うようにしています。本当は何も考えずに"本気"で歌えたら、それが一番いいのかもしれないですけど、"本気"を守りながらも、ちゃんと僕の想い、考えてを入れて、キープして歌うのが僕の理想であり、それが一番の難題でもあり……でも、きっと"本気"で楽曲に向き合っていれば、自然と歌声にも表されているんじゃないかと僕は信じています。またタイトルを『D'scover』=D-LITEの"D"と"Discover(発見する)"という単語を掛け合わせて、僕自身がつけたんですけど、今作を通して、改めて日本の楽曲の素晴らしさや難しさ、新たな発見がありましたし、初めてのソロアルバムということで、僕の新しい魅力、いろんな色、そして、僕が歌うとこんなにも(その曲が持つイメージが)変わるんだっていう……僕自身たくさん発見したこと、アーティストとして貴重な経験をすることができたと思います」
そして、待望のソロツアー『D-LIVE』がいよいよ開催されますね!
「信じられないですが、今まで行ったことのない地方でライブができるのはすごくうれしいですし、そのぶんスケジュールはハードだったりしますけど(笑)、1公演1公演、悔いのないように全力で頑張ります! アルバムが温かいものになったように、ライブも温かい空気、世界観に満ちたライブにしたいです」
みんなで気持ちいい汗がたくさんかけそうですね。
「温かいというか、季節的にも暑い(熱い)ライブになると思いますから、みなさん薄着で来てください! 何より僕自身、汗をいっぱいかいてしまうと思うので、誰よりも薄着にしなくちゃヤバイです(笑)」
BIGBANGのライブでは、ワイヤーに吊られたり、さまざまな演出がされていましたが。
「BIGBANGのツアーで僕のソロ曲『WINGS』を披露したときには、羽根をつけてたくさん飛びましたので、今回はぜひ地下のパフォーマンス……ドリルを使って地下に潜って……というのは冗談ですが(笑)、BIGBANGとはまた違った内容、来てくださったみなさんに新たな僕の魅力、発見をしてもらえるライブにしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」
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では また。

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