10月の最終日は、天気が良くとても穏やかな一日でした。
西伊豆町の田子にある「瀬の浜」という小さなゴロタ浜で友人たちとバーべキューをしました。
週末であったにもかかわらず、夕方に到着したため浜にひと気はほとんどなく、海は凪いで「サポン...サー...」と静かな波音と、上昇気流に乗って秋空高く飛ぶトンビの「ピー..ヒョロロー..」という鳴き声をBGMにさっそく火熾し。
打ち上げられた流木を拾い集めて焚き火にし、炭に着火。
夕日が水平線に隠れると焚き火の背景はアンバーとなり、いい雰囲気に...と突然!
「かんぱーい!」「いぇーぃ!」「ぷはー!」と野郎どもの雄叫びが!
ワイルドに行こう!きれいどころはどうした!これはこれでよし!アコギとハーブがあればベストな演出だがな!ワイ!ワイ!盛り上る!盛り上る!
焚き火がグローになったころ、十三夜の月明かりが周囲の島々を浮かび上がらせ、男たちの影をつくった。
ランタンの灯りが不要なほどのカンデラ。こんどはシュールな雰囲気に...と突然!
「寒いぃー!」「温泉に行こう!」「いぇーぃ!」と野郎ども」の雄叫びが!
隣の松崎町石部にある、夜が更けても入湯できる露天風呂「平六地蔵の湯」に車を走らせた。
漁港近くの源泉に隣接する湯からもやもやと立ち上る湯煙。岩肌から滴る温泉。見守る平六地蔵。
月明かりをゆらゆらと映す湯船は神秘的な雰囲気に...と突然!
「おおー!」「どっぷんー!」「あー!極楽!極楽!」と野郎どもの雄叫びが!
木々の紅葉と裏腹に、温泉で高揚して紅潮しきった男たちは伊豆旅に感動して旅宿「薮田屋」に泊した。
一泊二日の西伊豆記のひとコマ。
おわり。