寒さも一時的に緩み、日中の気温は15度ほど。
畑の柑橘類は色づいて、もがれるタイミングを待っている。
レモンを5個収穫した。
今年になって、この畑を気に入って訪れるゲストが2組ある。
1組は、キジの親子。
畑で雄が雌に求愛し、めでたくペアリング。
隣接する休耕田の藪で営巣し、3羽の雛が育った。
もう1組は、『ぴょんぴょん』・・・野ウサギではない。
『ぴょんぴょん』は、霊長目、人科、ホモ・サピエンス、雌、29歳、独身。
昨年の12月、ログハウスに併設しているカフェに、アメリカ人男性と2人で東京からバイクで来店。
テント泊するというので、ピロティ駐車場に一晩泊めたことがご縁。
「こ~んに~ちは~!(^O^)/ ぴょんぴょんで~す! い~ま~す~か~!?」
「・・・\(゜□゜)/!?なに!?・・・またあ!?・・・いきなりかい!?」
『ぴょんぴょん』とは、僕がつけたニックネームだ。
いきなり、ぴょんぴょんとバイクで来ては、勝手にピロティにテントを張って、ぴょんぴょんと遊びにいって、
自炊して、寝て、・・・早朝にぴょんぴょんと帰って行くという不思議な生物。
愛車は、イタリアのドゥカティ社の真っ赤な999Sという個性的な大型バイク。
11月7日の記事『お日様と内燃機関』では、実は、一緒に薪割りをして、バイクで走ったのだが、
このときは、訳あって、『ぴょんぴょん』は影に隠れていた。
『ぴょんぴょん』は、デカイ! 身長が172cmだそうな!バイクに負けていない!
容姿は、本人曰く、『栗山千明』さんに似ていて、仕事場で間違われることがあるとか・・・
でも、背丈は10cm近く高いけれど・・・
たしかに、真っ黒なロングヘアーとくっきりした目鼻立ちは・・・似ている!!
いつも、スポーツバイクのドゥカティに、テントやらキャンプ用品をくくりつけてくるので、さすがに見かねて、
テントとツーバーナーを車庫に常設してやった。
別に、宿泊代をけちっているわけではない。「お外」と「焚き火」が大好きなテント泊の常習者なだけだ。
以来、味を占めて、よく来るようになったわけである。
「珈琲淹れましたよ!下に来ませんか?」
「はい!わかりました!・・・って!・・ヽ(`Д´)ノ誰の家だい!?」・・・っと、まあーいつもこんな感じでして・・・
「先週は、どうもお世話になりました。m(_ _ )m」
「いえ、いえ、どういたしまして! (b^-゜)こちらこそ、いつもお世話になっておりますので!」
所用あって上京した際に、『ぴょんぴょん』ちに泊めてもらった。
「荻窪のルースターに行ってきました!2号店もありましたよ!ヘ(゚∀゚*)ノ最高でした!」
荻窪にある『ルースター』というライブハウスは、大学時代のバンドサー
クル仲間の『佐藤ヒロオ』が経営している店だ。
『荻窪ルースター物語』なる本も出版しているので、是非寄ってみてください!
「それと・・・前に行った、目黒のジャズハウス・・・やってませんでした。┐( ̄ヘ ̄)┌」
「ビル工事の関係で移転するようなことが、HPで案内されていたような?・・・・」
JR目黒駅西口から近いところにある『JamHouse』は、プロドラマーの『吉田正広』さんのお店。
6年前に2回ほど、カフェでライヴを開催したご縁があるミュージシャンだ。
「あっ!そう!そう!深浦さんの音源!CDに入れて持ってきたんですよ!」
『ぴょんぴょん』は、テレビ局やラジオ局の録音関係の仕事をしていて、音楽や映像に精通している。
『深浦』さんとは、俳優の『深浦加奈子』さんのこと。
08年8月、S状結腸癌により、48歳の若さで亡くなった名俳優だ。
04年に、NTVの2時間ドラマ『旅行添乗員 椿晴子』のロケがあった。
おひとりでカフェに寄られた際、急な雨になったので、傘をお貸しした。
2時間くらい経って、傘を返しにみえたが、再び雨になってしまった。
「いろいろ寄りたいところがあるのに・・・」というので、「時間があるから案内しましょうか?」ということに・・・
ボランティア活動に携わっていることもあって、このようなことはよくあること。
車に乗せて、走りながら話しているうちに気がついた!
「あの・・・違ったらすみませんが・・・俳優さん・・・で・す・か?・・・」 (てっきり、観光客かと思っていた)
「あっ!はい!・・・深浦と申します。」
思い出した!!脇役として数え切れないくらいの作品に登場されている名俳優さんだ!!
『高橋かおり』さん・・・しかり・・・『栗山千明』さん・・・しかり・・・まったくもって「疎い!」
「浅野ゆう子さんや森公子さんたちと、サスペンスドラマのロケにきているんです。」
「私はオフ日なので、ホテルから歩いて、のんびり散歩しようかと思って・・・」
主婦、看護士長、上司、同僚、などあらゆるキャスティングに欠かせない存在の俳優さん。
「お顔」はよく拝見させていただくものの、肝心な「お名前」が、すっと出てこないのが申し訳なかった。
「せっかくですから!ドライブしましょうか!?」・・・躊躇無く切り出した。
「いいんですか? 迷惑じゃないですか?」・・・と、すごく謙虚におっしゃった。
俳優さんって「オーラがあって近寄りがたかったり」「高飛車な感じだったり」「気難しかったり」・・・
あちこち、ご一緒させていただいて、いろいろとお話しして、ホテルまで送った。
あっという間の3時間だった。・・・『深浦加奈子』さんは、本当に素直で、お茶目で、美しい方だった・・・
「T・FMのTokyo Copywriters' Streetという番組の08年2月22日放送分なんです。」
作『さくら・やすひこ』さん。 朗読 『深浦加奈子』さん。 題 『ゆびきり』
番組HPでも紹介されていますので、チェックしてみてください。
「泣けます。゚(T^T)゚。」
『ぴょんぴょん』は、08年2月に下北沢駅前劇場で、『新しい橋』という『深浦加奈子』さんの舞台を
観たのが最後だったそうだ。・・・思い起こして・・・二人で大泣きしました。
『ぴょんぴょん』は、携帯を持っていない。
「持たない!」・・・んだと!
電話も必要以上には使わない!(番号は仕事関係以外には教えない。)
伝えたいことは、はっきりと『手紙』に書いて送る。(連絡手段はこちらも手紙か葉書だ。)
だから、相手が居ようと居まいと、勝手に来て、勝手に帰って行く。
絶対に、ひとに迷惑や面倒はかけない。
ひとと違うから、「変わっている。」のではなく、
『ぴょんぴょん』は、『ぴょんぴょん』が当たり前!
2月の誕生日が待ち遠しい!・・・んだと!ヽ((◎д◎ ))ゝ
女性は、嫌でしょ!?特に、20代から30代へは?・・・
『ぴょんぴょん』は、誕生日になると、「ああ!1年!生きてこれた~!」と、感謝するんだ!と!ヘ(゚∀゚*)ノ
『ぴょんぴょん』は、29歳の女性の皮を被った50歳のオヤジのようだ!
『Xmasの奇蹟』のヒロインの恋人のように・・・(Xmasの奇蹟の視聴者だったら理解できますね!)
バスルームから下着姿のまま、平気に出てきて、冷蔵庫から缶ビールを持ってきて
「さー!やりましょうか!(・∀・)/」・・・「乾杯!(*^ー^)ノ」・・・「ぷは~!(*^o^*)」
『ドゥカティ999Sで野宿』と『栗山千明』が同居」しているのが、やっぱり!『ぴょんぴょん』だ!
「結婚とかは考えているの?」
「はい!もちろんです!(^O^)/ 自然とそうなればいいです!o(^▽^)o」
「自然というと?・・・」
「お互いの想いが等間隔で近づいていって・・・ぴたっ!と、一致したとき!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」
『ぴょんぴょん』は『ぴょんぴょん』のままで・・・い・て・く・だ・さ・い!!
「橙を2個もらってもいいですか?お供え餅用に!」
「実家に帰省しないの?」
「仕事ですもの!ずーっと!」
「そうだったね!頑張ってね!」
「2月に行きますよ!いきなり!」
「どうぞ!ご勝手に!」
「いつもありがとうございます! よいお年をお迎えください!」
「よいお年を!」
気温は9度くらいで、そう寒くは無かったが、小雨が降っていた。
『ドゥカッティ999S』と『栗山千明』は、合体して『ぴょんぴょん』になって走っていった。
『ぴょんぴょん』を見送るのは、今朝が初めてだ。
いつもは「勝手に来て」、「勝手に帰る」ので・・・
『ぴょんぴょん』の後ろ姿・・・カッコイイ!!!!!!!!






