令和8年2月14日

秩父は無風快晴、温暖で山道の雪も溶けて、札所巡り日和となりました。

前回、札所28番橋立堂へ参拝していませんでしたので、最初に訪ねました。浦山ダムのすぐ下にある小さな御堂ですが、その背景は、垂直に聳える石灰岩の絶壁の麓にありました。今にも押しつぶされそうな圧力に、息を呑むロケーションでした。巡礼者の心を掴み、信仰心を喚起する絶好の場所と思いました。孫と二人合掌し無病息災を祈願しました。



次に向かったのは、29番札所長泉院でした。

荒川道の駅から山道を登り、人里離れた神秘的な雰囲気を醸す寺でした。手入れの行き届いた建造物、庭園、は厳かに人を包み込む様でした。ご住職様と見られる方も、作業をしておられました。祈願成就を祈りながら、山門を出ると、何と野猿の群れとバッタリ!ビックリ!猿もビックリでスッと離れてゆきました。赤い顔の目尻の皺まで、良く見える遭遇でした。




続いて札所30番に向かいました。

いっしんに なむかんのんと となうれば じひふかたにの ちかいたのもし


続いて札所31番です。

山道の終わりから、階段を登り山の上に!これは参った!90歳の我が身にはきつ過ぎます。孫に代参を頼み、爺さんは車内で待機でした。

山寺の札所は、坂と階段が多く老人泣かせです。



麓の観音茶屋で蕎麦をいただきました。少々待たされましたが、満足のランチでした。

次は、秩父市の東側の山から、南東に移動して、32番法性寺に回りました。いよいよ最後が近づいてきました。



次いで33番は、菊水寺です。



いよいよ最後のお寺さんに来ました。

水潜寺です。道には根雪があり、物音一つしない静かな空間にありました。日本百番結願霊場でもありました。

思い立って、孫と霊場巡りを始めて、漸く頁岩願の場に立つことが出来ました。強い信仰心があるはずもなく、始めた巡礼も、真剣になり、願うほどに充実感が湧き、合掌がごく自然にできる様になりました。また、願う、頼る、は気持ちを軽くしてくれました。齢90歳の身には、更なる巡礼は無理と思いますが、合掌は家でも出来ます。後何年生きるかわからないけれど、合唱と共に生きようと思っています。

19歳の孫が、良く爺に付き合ってくれました。ありがたい!感謝しています。合掌!