小学生2~3年ころの話です。

ある日学校から帰ろうと道を急いでいると、宗一郎の村に自動車が来たと大騒ぎになっていた。

昔の自動車は家が買えるくらい高価で、その自動車が村の狭い道をノロノロ走っているのを見つけた宗一郎は、小学生の足でも追いつけるスピードだったので、後を追っ掛けしばらくついていった。

車が停車すると油が滴り落ち、その油を手にこってりまぶして、鼻を地面につけ臭いを胸いっぱいに吸い込んだ。

その頃に宗一郎は、自動車を自分の手で作りたいと思い、夢ができました。

 

こんな小学生の思いが、今にも続く本田技研の歴史なのです。

 

好きなことにとことんやる姿勢は、実は大人になると忘れてしまうものなのか。

社会の軋轢で洗脳され、社会に押さえつけられているのか。