都会の喧騒の真ん中で、ある種の「秩序」を見つけること。無機質で黒いインダストリアルな配管が完璧な格子(グリッド)を作り出し、空間を幾何学的なレイヤーに切り取っているデザインがとても気に入っています。その一方で、低く吊るされたフィラメント電球の輝きが、空間に柔らかく温かみのあるエネルギーをもたらしています。

エスカレーター越しにデパートを見下ろすと、まるでものモダンな建築の迷宮を覗き込んでいるかのようです。香港の最高の景色は、外のスカイラインを眺めるだけでなく、デザインが私たちの日常空間をどのように形作っているかという「内側」にも隠されているのですね。