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美咲ゆうのキュン♡をお届けします

美咲のきゅん♡が詰まっています
ぼーいずらぶにはまってしまった美咲の勝手な妄想をダダ漏れ公開チュ♡賞味期限が切れているので、注意してね☆

こんばんは
全裸な女の美咲ですw←Twitter調べ

すっかり風邪は治ったものの
どうも気持ちがすっきりしなくて…あれ??
これって恋煩い?←w


実は23日は「キスの日」って事で妄想を拗らせ
かる―くSSを書き上げましたw

元々集中力はあるんだけどないですw←邪魔が入るし!

今している作業と脳内は全く別の事を考えていることが多いのです
こうしている今も…

どんよりとした重たい雲が余計に気分を沈ませていたのですが
夕方
青空が広がって
この画像は今日の19時過ぎのモノです
偶然ヒコウキ雲がとんでいてほんのちょっぴり気持ちがすっきりしたかな?


前置き長くなりましたが
今回のSSはオリジナルでアメーバ仕様ですのであしからず…



お時間がありましたらどうぞお付き合いください



読み終えた後に
大事な人とちゅーしたくなってくれたら嬉しいです(*˘︶˘*).。.:*♡





!ATTENTION!

この小説はBL小説です
『BLってなーに?』という方はごめんなさい…
速やかにお戻りください










゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




【AM12:13】☆☆☆

駅から20分ほど離れた住宅地の密集する中にある4階建てのマンションの一角。
リビングと寝室にあてた部屋の窓は線路と平行しており、昼間の生活音が消えると微かに電車が通り過ぎていく音が聞えてくる。
1LDKの広さは分相応な空間だと思うが半年前から状況が変わりはじめていた。

うっすらと汗ばんでいた身体が徐々に熱を奪われ始め冷やされていく。
決して広いとは言えない寝室に以前使用していたベッドより一回り大きいサイズのモノに買い替えた。
どうせ寝るだけの部屋だからと細かいことを気にしていなかったがかろうじてクローゼットの扉が開くスペースしか残されていない。
俺の諸事情を知る友人曰く「いかにもっぽい」らしい…

急に口寂しくなって腕だけを頭上に伸ばして手探りで煙草を探す。
確かここに置いてあったはず…見つけられずに仕方なく半身を起こすと
そのはずみでマットレスが大きく沈んだ。
隣のもう一つのくぼみには規則正しい寝息を立てている奴がいる。

―――無理させたか…





『今日そっちに行ってもいい?』

夕方取引先の旅行代理店の打ち合わせをちょうど終えた頃メールが入った。
『明日も出勤だけど…』と一言返信すると『会いたい』と速攻返信がきた。
脳内のタスクリストが稼働し始め、この後いったん会社に戻って今日の打ち合わせの資料をまとめようと思ったが直帰することにした。





メールを見た時はコイツの何か切羽詰ったものを感じていたが、アッサリと予定変更をしてしまった俺も大概だと思う。
そんなやり取りを思いだしていると自然と口角が上がりそうになる。誰が見ているわけでもないのに恥ずかしくなって、ヤツのサラリとした髪に指を絡ませた。

火のついていない煙草をくわえ、そのままぼんやりと指の間をこすれ合う髪の感触を味わっているといきなりその腕を掴まれた。

振り返ると顔を枕に埋めたまま片目だけ弄繰り回した髪の隙間からこちらを睨みつけている。

「どうした?」

するといきなり力一杯に俺の腕を引っ張り、あとわずかで唇が触れる距離まで引き寄せられると視線の奥に宿る欲を見つけた。煽情的なソレに無意識に喉が鳴った。

「ん…?なに…?もういっかい…」

俺の言葉はコイツの唇で塞がれ飲み込まれてしまった。




【AM 4:18】☆☆☆

ヒンヤリと湿気を帯びた空気が頬に触れる。
ほんの数時間前に生み出された熱量がこの空間に充満していて出口を探していた。

―――夜風は身体によくない

これは母の口癖。
その言葉が一瞬過ぎったがすぐにかき消されて、ほんのわずか窓を開けて眠った。
足元に丸まった重たい掛布団を指で器用に挟んで手繰り寄せる。
身体に張り付いた冷たい湿り気が吸い取られ心地よい倦怠感に包まれた。

「夏なのになんで掛布団で寝てんの?」

子どもの頃から肌掛布団やタオルケットが苦手で、身体が宙へと飛んで行ってしまいそうで寝付けない。そんなことをコイツに言ったら笑われるに決まっている。

「しまうのが面倒なんだよ」

と適当に答えたのだが「それぐらいなんてことないだろっ」と結局笑われた。


久しぶりに会ったとはいえお互い求めあう欲のままにつながりを繰り返した。
身体はくたくただというのに神経が高ぶっているのかちょっとの刺激で目が覚める。
隣りは俺に背を向けて、昔保健体育の教科書にあったお腹の中の赤ちゃんのような格好で丸まっている。
寒いのだろうかと思い掛布団を足で回転させ右半分をそいつに被せた。

触れた肩が思ったより冷たくなっている。
その感触に眠気が吹き飛び暗い落とし穴に突き落とされたような不安に襲われた。
ゆっくりと気づかれない様にそっと背中に体を密着させる。

2つの体温がしだいに混ざり合う。
いっそうの事このまま一つになってしまえばいいのにと切なくなる。

素肌が露わになった首筋は見まごうことなく骨ばって俺のそれよりもがっしりとしている。
湧き上がる愛しさに唇をゆっくりと押し当てた。




【AM 7:09】☆☆☆


朝食は1日の活力のすべての源だからきちんと摂りなさい。
そう言われ続けて育ってきた。
一緒にいるときは「うぜぇ…」なんて思っていたのに、洗脳されていたんだとか思うあたり俺はやっぱりまだ大人になりきれていないんだろう。

厚焼き玉子も菜箸一つで作れるようになったが、日によってその出来栄えにムラがある。
今日のは巻き具合も色も形も申し分ない位に綺麗に仕上がった。
そのほかのメニューは豆腐とわかめの味噌汁におかず海苔。
正直、手の込んだものなどほとんど作れない。味噌汁なんかはいつもはインスタントだ。
テーブルに一人分をよそうと匂いに誘われたか、奥の部屋から髪はボサボサであくびをしながら奴が起きてきた。スエットの両手足の首元がほんの少し寸足らずな感じが嫌味だ。

「おはよ…」

背後から抱き付かれ耳朶を軽く甘噛みされる。チクリと小さな痛みはいとも簡単に熱量へと変化する。

「まだ…寝てればいいのに…」

フライパンに残った厚焼き卵をさらに取り分ける手元が狂う。
そんなわずかな動揺を見逃すはずがなく、肩に顎をのせると俺に体重を預けてきた。

「…痛っ…重いよお前…」

思わず声に出た。

「えっ…ゴメン…って、どっかぶっけた?」

いや…ぶつけてなんていない。どこも怪我なんてしていない。
だた…コイツに会うのは本当に2週間ぶりだった。
欲に任せて無理をしたのは自分だったという恥ずかしい結末。

「お前…何ともないの?」

「へ?何が?……あぁぁ…ケツが痛い…だってアンタ…」

「分かったから…それ以上言うな…」

振り返ってコイツの口を塞ごうと手を伸ばした時、ピリッと下肢に痛みが走って堪えきれず声が漏れてしまった。
情けねぇ…筋肉痛なんて…口が裂けても言えない。

「ねぇ…もしかして筋肉痛…?」

「…………」

「セックスして筋肉痛とか…可愛すぎるんだけど…」

「黙れ…さっさと飯食え」

30過ぎのオッサンに可愛いとかバカにしている。
捕まれた両腕を振り払うと痛みで歩きづらいのを堪えて席に着いた。
コイツは弱みを握ったと言わんばかりの顔つきで俺の耳元でほざいた。

「今日は俺が可愛がってあげるか早く帰ってきてね?」

朝ごはんは後から食うと言いながら厚焼き卵を一つ摘まんで口に放り込み再びベッドに転がった。



身支度を終えて家を出ようとアイツに声をかけると
うつぶせになったまま腕だけを上げてパタパタと手招きをしている。
お前が来いよ…と思いながらも歩み寄る俺はコイツに弱い。

「もう仕事行くから…」

モノも言わずベッドをポンポンと叩いて座るように促してくる。
その行動にイラッときて腕を掴むと手の甲に歯を立てると、枕に突っ伏していた顔が俺を睨みつける。

「…行ってきますのちゅーは?しないの?」

可愛いのはどっちだ…
込み上げる笑いを押さえたいのだけど腹筋が痛くて前屈みになって堪えた。
離れがたい…
絶対に口にして言えないけど「行ってきます」と唇を重ねた。




【AM11:53】★★★

あの人が仕事へ行ってししまってから一人ベッドの上で取り残された気分になる。
普段はお互いに仕事をしているから、相手の持つ世界なんてさほど気に留めることはない。
むしろ同じようにがんばっているんだろうなとか思っている。

オレは数時間前の秘め事を思い出しては反芻に耽る。
主のいなくなったというのに寝具からあの人の匂いが煽ってくる。

窓の外の建物で切り取られた空はこの上なく澄んでいて、早く起きろと言われているみたいだった。
全ての窓を全開にして空気の入れ替えをしたら気持ちがいいのだろうと思うのだけど、そんな事をしたらあの人の匂いが全部かき消されてしまうようで判断を鈍らせていた。

「……起きるか」

リビングはきちんと整頓されいていて、キッチンにはさっき一口摘まんだ厚焼き卵がラップでくるまれている。
味噌汁の鍋を温めなおすと、一緒に朝食を食べなかったことを後悔した。



食事を済ませシンクの洗い物をまとめて片づけるとリビングの窓を開け放った。
寝室の窓も開けベッドのシーツを勢いよく剥ぎ取る。


いつだったかあの人がオレの部屋に来た時のこと。
それなりに片付けているつもりだったが、部屋に入るなり開口一番「相変わらず片づけ下手だな…」とぼやいた。

「これは…オレ1人だから…。もしあんたと一緒に住むことになったらちゃんと家事分担位するよ……」

その時オレはムキになって反論し墓穴を掘ってしまった。
何度思いだしても顔から火が出るほど恥ずかしい。

「いつかね……」

あっさりとかわされてしまった。
それ以来オレからは一切この話はしていない。



嫌な事思い出した。ヤベ…泣きそう…。
抱え込んだシーツ相手にそっと唇を重ねた。あの人の匂いが鼻の奥を刺激してツーンと痛みが突き抜ける。
堪らなくなって顔を二度三度こすりつけたら、無性に腹立たしくなって八つ当たりのようにシーツを洗濯機の中へ放り投げた。



【PM 6:32】☆☆☆

夕飯は何にしようか…
不謹慎ながら今日一日気を抜くとその事ばかりを考えていた。

―――仕事終わることそっちの駅で待ってる

このメールが届いてから急に時間の進み具合が遅くなった。
こんな時に限って問題というのは起きる。嫌な予感が的中し出すと物事が悪い方へと流れていく。

すでに終業時間はとっくに過ぎている。
部下の発注ミスで現場のラインがストップしクライアントへの対応に追われた。

ミスをした部下はひたすら謝り続けていたが、取りあえず週明け一番に対応することで問題は片付いているので、気持ちはアイツの待つ駅へすでに向かっていた。
あと10分ほどで駅に着くことを知らせようと携帯を取り出した。

「あのっ…」

半泣き状態の部下が息せき切って声をかけてきた。
「自分はこの仕事に向いていない…」項垂れる姿は数年前の俺の姿だ。
そして目の前の彼は大切な部下。
一瞬天を仰ぐと、携帯を強く握りしめて素早くメールを送った。
デスプレイ画面に浮かび上がるアイツの間抜けな寝顔を見つめ「ゴメン…」と届くはずない言葉を呟き指先でそっと撫でた。



【PM 9:49】★★★


『ゴメン。トラブルが起きた。家で待っていてほしい』

仕事が終わるのが大体18時。
それから駅まで約10分弱だから…今から向かえば間に合うかもしれない。
なんて勝手な逆算をして、勝手に相談もなく駅で待ったのはオレなんだから
こんな事が起こったって誰が悪いわけでもない。
ましてやあの人を責めるなんてありえない。

分かっているけど、あの人が仕事に出て行ってからずっと帰ってきてからの事を考えていたオレは、自分だけが楽しみにしていたみたいでメール画面が落ちるまで呆然と見つめていた。

このまま会社まで行ってしまおうか…。

そんなことまで考えた。
オレが行ったところでどうにもならないのに…。




「ただいま…」

21時過ぎあの人の声が玄関先から聞える。
本当はドアの錠が外れた音で反応はしていた。
今すぐにでも走っていって出迎えたい。
でもそんなことしたらこの人は罪悪感で押しつぶされてしまうだろう。
逸る気持ちをグッと抑え、夕飯にと作ったカレーのなべの火をつけた。


玄関からリビングまでの数歩の距離。あの人が立てる物音全てに意識が持っていかれる。ソファーに鞄を置きネクタイを引き抜きジャケットを背もたれに脱ぎ捨てる。
苛立ってんな…声をかけるタイミングを見計らっていた。

「お帰り…仕事たいへんだった……っん?」

「ゴメン……」

この人の吐き出される息が首元にかかる。次第にそれは加速していき湿り気と熱が纏わりついてくる。
まだ振り向けない…。
自責の念に駆られているこの人の両腕を取って腰に巻きつけると、力一杯抱きしめ返してきた。

「せっかくの休み一人にさせて…悪かった…」

「うん…でも分かってて来たんだし…」

「明日は休みだからどっかいこうか」

あーあ…ったくこの人はこれだから…

「あのね…オレは別にアンタと何か特別な事がしたいわけじゃないんだよ。
普通に飯食って風呂入って一緒のベッドで眠りたいだけなの」

「………」

「だから…今日みたいなこともアリだわけよ。いや…確かにあのメール見た時は凹んだけどさぁ。一緒に住んだりしたらむしろこんな日の方が多くなるんじゃねぇの…」

―――あ…シマッタ!またやってしまった…

一旦スルーされた話蒸し返してどーすんだよ…。もう少し時間をかけてから話をするつもりだったのに、俺の腕の中に抱え込まれたこの人の瞳孔が一瞬大きくなったのが分かった。


「あ…あのっ…今日さ…実はキスの日なんだって…知ってた?」

「ああ…女子社員が言ってたな…」

「ちゅーしよう?」

「怒ってないのか…?」

「うん…怒ってない。だからちゅーしよっ」

「お前と一緒にいたらこれから毎日がキスの日だな」

「えっ??それっ……」

「なるべく早く荷物まとめて来い……」

年上のこの人が顔を上気させている姿を可愛いなんて言ったら怒るんだろう。
きっと2度とこんな風に甘えてくれなくなってしまうかもしれない。
だから喉まで上がってきた言葉をこの人の頭を抱えて抱きしめ耳朶にキスとして抑え込んだ。

時計の針は22時52分……。
あと1時間で今日が終わっても2人の時間はずっと続くんだね。
当たり前のことだけど、そう思ったら嬉しくて涙が出てきた。



END

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最後まで読んでくれてありがとうございました。