先進国なのに国民保険が無い珍しい米国。
最近は連邦会議で国民保険の声が高まっているので、
将来的にはアメリカも国民全員が医療を受けれるのではないかなー
大きく成長してしまった保険会社とどう折り合いをつけるのか、
医療技術の質をキープできるのか、
課題はあるから数年後の話でしょうけど。
がんがれ、ヒラリー。
アメリカ全体では15.3%が健康保険に加入していない(2007年)。
↓で、その他の内訳は・・・↓
会社負担・・・・53.4%
個人負担・・・・・4.9%
メディケイド・・・13.2%
メディケア・・・・12.1%
その他・・・・・・・1.1%
↓保険に加入していない世帯の雇用状況↓
フルタイムで労働する家族が1人以上・・・69.1%
パートタイムで労働する家族のみ・・・・・・12.2%
だれ~も働いていませぬ・・・・・・・・・・・・・18.7%
会社負担
会社によって使う保険会社も違うし、
内容も違う。
夫が以前アメリカで働いていたN社と、
現在働いているA社は同じX保険会社を使っているけど、
負担金が違うし、選ぶ保険プランの内容も微妙に違う。
フルタイムとパートタイムでも負担金が違う。
就職先を見つける祭は、
雇用先の健康保険の内容も
就職先を選ぶ基準に考慮したほうがいい。
会社の規模が小さいほど、
詐欺みたいな保険プランを用意している可能性が高い。
会社が小さいと、保険そのものが提供されないので、
そっちのうほうが大変だけど。
アメリカでは健康保険は
社会保障
ではなく、
ビジネス
なのでサービスの差別化が当たり前。
プランを選ぶのに23ページ分読んだけど、
弱肉強食の世界を垣間見た気がした・・・。
私たちの場合は3つのプランから1つ選んだ。
もちろん、一番安いヤツ
夫婦で月185㌦(眼科と歯科も含めて)。
(夫だけだと75㌦
)
私たちのプラン内容を簡単に説明すると、
-指定医の治療を受けることが前提(緊急時以外)。
-予防治療は無料。
-視力検査は無料。
-歯科検診は無料。
-歯科レントゲンは無料。
-歯科クリーニングは無料。
-(A)最初の1,000㌦は夫の会社が100%負担。
-(B)2つ目の1,000㌦は被保険者が100%負担。
-上記以上は保険会社が90%、被保険者が10%負担。
-プランは1年ごとに更新。
-会社が負担する金額(最初の1,000㌦)を翌年に繰り越せる。
-メガネのフレームは120㌦まで保険会社が負担(2年に1度の限定)。
-120㌦以上は10%保険会社が負担(2年に1度の限定)。
-レンズは被保険者が10㌦支払い後、不足分を100%保険会社が負担(2年に1度の限定)。
-コンタクトレンズは
100%
保険会社が負担(1年に1度の限定)。
-基本的な歯科治療は80%保険会社負担。
-大掛かりな歯科治療は50%保険会社負担。
-歯列矯正は50%保険会社負担(2,000㌦が上限←すくなっ!∑(゚Д゚))。
-救急車は100%保険会社負担。
-ERは(A)で100%負担後、不足分は保険会社90%、被保険者10%負担。
-処方薬は(A)で100%負担後、不足分は保険会社90%、被保険者10%負担。
-レントゲン、ラボ検査は(A)→(B)で支払い後、不足分は保険会社が90%、被保険者が10%負担。
コンタクトレンズ100%負担は助かるわー
個人負担
直接、保険に加入するのは避けたほうがいいラシイ。
お金があるなら、個人負担のほうがいいと思うけど。
会社負担をGroup Marketとすると、
個人負担はIndividual Marketと区別される。
Group Marketの場合、
保険会社が相手にするのは(保険を買う)会社の人事部。
一把いくらの勘定方法。
1人1人を審査したりしない。
反対にIndividual Marketの場合は、
カスタムオーダーの保険のようなもの。
被保険者が医師の診断を受けて、
健康状態を考慮し、
被保険者にあったプランを提供しなければならない。
その時点で値が張る個人負担。
離職の際に雇用先が提供していた保険からはずれ、
個人負担の保険に加入できる人(もしくは家族)は少ないことから、
COBRAという法令までできた。
↑ハイ、違います↑
Consolidate Omnibus Budget Reconciliation Actの略。
平たく言うと、
退職後18ヶ月までその会社で使っていた保険を保持できる。
(会社や退職理由により内容は変る↑)
今まで会社が負担してきた分まで払わないといけないのがネック。
それでも、新たに個人負担の保険に加入するよりかはマシらしい。
COBRA利用しているうちに次に良い雇用先を見つけるように促してるんでしょう。
そういうことから、個人負担の保険ってすごく高そう。
個人が直接保険に加入する場合、1年で4,309㌦が平均的な保険料。
(30~34歳を筆頭とする一家)
年間で私たちが払う保険料の二倍弱くらいで、
そんなにべラボーに高そうに見えないけど、
プラン内容を比べたら高いということなのかしらん?
たまに凄い安い個人負担保険を見かけるんだけど、
月30㌦とか・・・年間360㌦・・・。
あやしぃー雰囲気な保険だ
メディケイド(Medicaid)
メディケイドはメディケアと間違われるけど、
全然違うサービス。
健康保険ってとこでは同じだけど。
メディケイドは州と連邦が提供している、
低所得者へのサービス。
低所得者なら誰でもうけれるわけでなく、
実際に60%の低所得者がサービスを受けれないでいる。
州が絡んでいることで、
適格基準は州により違う。
GCホルダーに関して(避難民や現役軍人等は除く)は、
連邦での適格基準で
最初の5年は欠格になる。
スグに受けれるわけではない。
さらに、州によっては帰化しないと×、
10年連続でアメリカで就職していないと×など、
移民には手厳しい。
家族呼び寄せによって移民ビザが発給された場合は、
連邦の基準によりスポンサーの所得が審査に考慮されるので、
更に厳しい。
まぁ、メディケイドに頼ること自体が、
約束を破ったようなことだから、
しょうがないけどね。
ただ、移民のお腹にいる胎児においては、
州によっては移民扱いされないので、
アメリカ人と同格のメディケイドの審査を受けることが出来る。
よて、出産前のケアを受けれる場合がある。
メディケア(Medicare)
メディケアはメディケイドと違い、連邦政府が提供する医療保障なので、
「州によって違う」という煩わしさが無く、シンプル。
↓オオッザパなメディケアの適格基準↓
-10年以上メディケアシステムを払った(労働賃金から天引きされる税金)
-65歳以上もしくは、65歳未満の障害者(永久的腎機能障害を含む)
アメリカ人夫婦の場合、
どちらかが10年以上働いていれば、
相方が働いていなくても、
2人ともカバーされる。
が、そんなメディケアは移民にはそんなに甘くない。
10年以上、アメリカで働いても、
移民が無料で受けれるメディケアは一部のみ。
不足分は購入できる。
移民が10年以上働いていなくても、
65歳以上ならメディケアに加入(有料)できるけど。