いぬねこ物語 その2
ある日のこと
飼主の目の前に
車が静かに止まり
二人の男性が降りて来た
飼主さんですか?
はい
お宅が餌をあげてる猫に
苦情が来てます
早急に処置をしてください
処置って?そもそそも
飼猫ではないのですが
餌をあげた時点で貴方が飼主ですよ
確かに餌をあげましたが・・・
それでその苦情ってどこから?
それはお教えできません
とにかく猫を一匹のこらず
処分して欲しいとのことです
一番手っ取り早いのは
センターに持って来ることですね
センターに持ち込むってことは
ガス室ですよね?
貰い手がつかなければ
そうなりますよね
この猫たちは全部成猫ですよ
簡単に里親とか見つからないと
思うのですが?
でしょうね
この時点で飼主としては???
だらけだったのだ
一体飼主は誰と話をしてるんだ?
愛護センターの人間?
こんなに平然と言ってのけるが?
センターの人間なのか?
突然来て直ぐに苦情が来てるから
処分しろってあまりにも理不尽じゃ
ないですか
とにかく善後策を考える時間を
下さいよ 正直今の今まで
苦情何て聞いた事もなかったですよ
そうは言ってもこちらには苦情が
来てますので
センターに持ってくるのが一番の
早道だと思いますよ
なんでセンターの人間が
こんなことを言うのか飼主には
理解できなかった
猫の命はそんなに軽いのかと問うと
人間対猫では人間の方が重いでしょ
と平然と言って来た
つづくのだよ
