有名な陶芸家だった父とは違い、日々の暮らしのために器を焼く省造であったが、ある日、窯から出した青磁の「経管」が自分でも驚くほどよい出来であった。


妻も出入りの業者も褒めるその青い壺は、作者の手を離れ、人から人へと渡り歩く。


10年以上経って省造は、その青い壺と再会することになる。


十余年もの間、壺は何を見てきたのだろうか。



大ブームとなっている有吉佐和子さんの有名な作品ですね。


読む前は、呪いの壺の話かと思ってたんですよ。


でも、違いました。


家政婦は見た!ならぬ壺は見た!みたいな?


いや、壺視点での話という訳ではないんですけどね。


じわじわ面白いんですよ。


あれです。


橋田壽賀子ドラマ。


渡鬼好きな人はたまらんでしょうねぇ。


中学の時から渡鬼好きだったアテクシはドツボ爆笑



話の中で、おばあちゃんが何人も出るんですが、どのおばあちゃんも可愛いくて好きなんですよねぇ。


姑や母親だったらきっと大変なんですが、お友達になるくらいならいいなと思っちゃいます。


図書館で借りたんですが、これは手許に置いて置きたいなぁと思った一冊です。