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BEST 2

誰がなんと言おうと
今年のBEST1漫画は、『アイアムアヒーロー』何度もいいます。
1巻のラストの彼女のゾンビ化は、トラウマ必死な上、
連載もいまだ恐怖のタクシー編に突入し逃げる場所すらもうないのか。
ひたすら続く日常の崩壊。
そこらへんのつまんないホラー映画より怖い。

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また何度目かの大PUSHかました後、
今年のNO.2は、


月光条例/藤田和日郎(~7巻 少年サンデー連載中)
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『うしおととら』『からくりサーカス』ともう殿堂入りの名作を2本続けてこの世に放ってきた、
藤田先生の最新作。
始まった当初は、なんだか設定に収まっててイマイチの印象だったけれども
今年の展開は、やっと藤田節を取り戻しつつある感じですね。

何百年に一度、月の光が青くなるとき、
その光を浴びた絵本のキャラクターはおかしくなってしまい、本を飛び出して、
読み手(人間)の世界へきて悪さをしてしまう。
それを月打してもとに戻してく話。

浦島太郎、一寸帽子、赤ずきん、シンデレラ、それぞれの話に独自の解釈と疑問が盛り込まれ
話は進んでいく、シンデレラは、受け入れた幸せに迷い、一寸帽子は姫をだました、己の醜さに、
赤ずきんは、読者を殺した放火魔に復讐。
何となく受け入れていた、絵本の世界そのものの矛盾にたいして
作者の何故がたくさん詰まってる。
たしかにシンデレラは、あれよあれよと幸せになったけれど
自分から選択した結果ではないものね。

現在、日本一の桃太郎もおかしくなっちゃってます。
なんだかここで終わりそうな感じもありんすが、
今後の展開に期待。

少年漫画だぜ、って思うくらい熱い。
中途半端に受けれない男の漫画だよ。




ちなみに、
昔絵本読んで一番疑問だったのは、
なんだか湖の底にしずむ漆を百姓が奪ったことに怒る龍の話ですが、
未だに、なぜ龍が漆にたいしてあんなに執着し、百姓を襲ったのか、
未だに分からん。
龍のこころ狭いし、なぜ漆がそんなに要る?
どんな教訓だ?