全国小学生倉敷王将戦県大会に次男君が参加しました。
今日の対局場所は、守谷市の王将会館にて。
王将会館
我が家からは車で20分ほどですので、移動はだいぶ楽です。
さて、今大会は三密をできる限り避ける上で、午前中に低学年の大会が、午後に高学年の大会が行われました。
5年生の次男君は、13時からの高学年の大会に参加。
開会式の様子
なんとサプライズゲストで近藤正和六段が来られました
ゴキゲン中飛車を世に広めた近藤六段です。
挨拶も上手でした。
高学年の部は、18名が参加。
対局の様子
いつもは2勝通過2敗失格の予選リーグを行い、代表者を決める2勝者のA級と2敗者のB級でトーナメント戦に入るのですが、今回は予選1~2試合、勝者が決勝トーナメントに進みました。
(敗者はB級トーナメントへ。)
私は近藤六段の指導対局に保護者も参加していいとのことでしたので、さっそく申し込み。
飛車香落ちで臨みました。
指導対局の様子。(Tさんに写真を撮って頂きました)
結果、王手飛車取りはくらうは、駒はボロボロ取られるはで全くいい所なく負け。
序盤の構想が全くダメでした。
もう少しじっくり指さないとダメですね。
ほんと反省ばかりの指導対局でした
さて、次男君の対局です
一局目(角換わり)
相手が角換わり棒銀で攻めてきたのに対し、次男君は56角から早繰銀で対抗。
うまく2筋を崩し、勝つことができました。
二局目(対抗形)
相手が四間飛車で次男君は居飛車舟囲い。
相手が32金と厚みを重視する形でしたが、相手の5筋の攻めを反発して勝つことができました。
三局目(角換わり)
またしても角換わり。
相手が右玉で次男君が腰掛銀に。
右玉がスキなく、次男君も飛車を行ったり来たりで手待ちし、相手の仕掛けを待つ。
結局次男君から動く形になり、角を銀と交換して、22に飛車を成り込むも不利に。
(後で激指に棋譜を入れてみましたが、この時点で-500ぐらいに)
しかし、6筋からの細かい手で相手が一手受けを誤り、そのまま押し込んで勝つことができました。
いよいよ決勝です。
決勝の様子
四局目(対抗形)
相手中飛車から角交換で乱戦に。
お互い薄い玉ながら、5筋の位をめぐる戦いになりました。
終盤、相手飛車を素抜くも局面は詰むや詰まざるやの展開に
ここで相手が30秒将棋に。(次男君は5分ほど残っていました)
なかなかこの局面で30秒で指すのは難しく、相手が角を切る勝負手。
結果的にはこれが敗着になってしまい、最後は相手の中段玉を冷静に7手詰め。
大激戦でしたが、なんとか勝つことができました。
最後は決勝戦らしく、観戦していた私もどっちがいいのか全くわかりませんでした。
後で激指で診断したところ、わずかながら次男君がよかったようですが、あくまでコンピューターの診断。
次男君も終盤は自信なかったようです。
これで来年1月11日の倉敷王将戦に県の高学年代表として参加させて頂くことになりました。
まだ無事に開催できるかもわかりませんが、2年ぶりの倉敷を楽しみに待ちたいと思います。
今回の県大会もあちこちで大激戦あり、大逆転あり、涙ありで、見る将の私も多いに楽しませて頂きました。
また久しぶりにお会いしたご父兄の方々との会話も楽しかったです。
最後に、この大変な時期に将棋大会を主催頂いた常南支部のスタッフの方々、今回も大変お世話になりました。
近藤正和六段の指導対局も盛況に終わり、総じていい大会になったかと思います。
では今日はこの辺で。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました