「自分の足で立つ」 このことばが腹にストンと落ちた。 10日ほど前のことだ。

平たく言うと、”自立する”ということ。

 

もちろん、家族からの自立はとっくにしているし、十分大人として振舞っているつもりなのだけど、いろんなものに依存していることは知っていたし、なんなら、私の人生誰か方向を決めて~位迷っていたこともあった。

 

自立とは何かということはこれまでたくさん聞いたり、読んだりしてきたので、なんとなく自分なりのイメージはあった。

自立したら、ほとんどのことを自分の本意で決めていくし、その決定に対して責任を持つようになると。

自分を動けなくしているしがらみから解き放たれて、自由を味わえると。

 

そうなったらいいなぁという思いはあったものの、私の人生にそれを落とし込むことはなかなかできなかった。教えてもらった通り言い聞かしてやってみてもなんだか「借り物」感が抜けず、いつのまにか忘れ、もとの生活に没頭している自分がいた。

 

 

10日ほど前にフッと私の心の中に現われたことば。

 

「自分の足で立つ」

 

それは、じわーっと心の中に広がっていった。「ああ、これこれ。」

腹でわわかるというのはこういうことかという感じだった。あれから10日ほど経つが、

このことばに戻るとやはり思う。「そう、これこれ。」

これは、これからの私の歩みにどう影響していくだろう。