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クール中佐の「国際ニュース」解説

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  いま、東京都知事選挙の投票日を前にして、私があらためて考えるのは、政治家の金銭感覚である。
 それと言うのも、こうした政治家の活動資金と言うのは我々一般国民の納付した税金によって賄われるからであるのだが、そのことを真摯に考えている政治家がどれほどいるのか、ということについて、筆者は疑念があるからだ。

 政治家は、資産の多少や出自、出生がその政治姿勢、政治信条に影響してはならないのだが、選挙においてはこれを利用することが多々あるのは、日本の政治体質の低劣さを如実に表す結果となっていることには、驚嘆するばかりである。
 選挙演説で「私の子供時代は家計が苦しくて、両親は苦労を重ねて私を育ててくれた。子供ながらにこれを観ていた私は、大人になってこのような貧しい生活を送っている家庭を一掃しようと決意した」とか、・・・。
このように、有権者の心情に直接、訴えかける選挙戦術である。これなどは、一例に過ぎないが、こうした選挙戦術を執りながらも、その裏で不透明な選挙資金の流れがあったり、蓄財にまい進したりする愚劣な営為が繰り返されているのも実状なのである。

 今回の東京都知事選挙にあっても、そもそもの契機となったのは辞職した猪瀬直樹前都知事の不正資金の問題である。
 そして、ここにきて今回の都知事選挙の立候補者の中にも不正資金の疑惑を抱えた候補者が複数いるのだが、これが表面化してあらためて問題視され、この疑惑の張本人が当選ということになれば、再々度の都知事選挙が行わなければなくなる。

 これは、冗談などではないのだ。
 選挙演説の中で対立候補の応援者の演説からも聞こえるように、資金の使途に疑惑がある政治家がいるのだ。そして、それが明らかになれば、どういうことになるかは自明のことなのだ。
(もっとも、報道の段階なので、この真偽は明らかにされてはいないということだけは、付記しておかねばならない)
この記事を参照のこと

http://gendai.net/articles/view/news/147778

 こうした、一般国民、一般都民、有権者を選挙資金や政治資金で不透明な政治家には、その資金の問題を明らかにした上での政治活動をお願いしたいものだ。
 有権者、一般市民が嘆くような選挙だけにしてもらいたくない。