多くある思想の一部のブログ

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はじめまして。
春の爽やかな香りと、桜や芽生える植物が美しい4月。
また、出会いの季節であると僕は思っています。
毎年この季節が来るたびに、胸が躍るようなほど素敵な気持ちになります笑
物語はそんな4月から2ヵ月後の6月から始まります。
小説を書くなんて中学生以来なのでダメダメかもですが、よかったらちょろっと読んでみてください笑
(※同性愛の内容を含む場合があります。苦手な方はお控えください。)
1回1回日記感覚で少しずつ進み書いていこうと思います。
どーぞよろしくお願いします!m(_ _)m9





6月。
気温も上がり始め、もうすっかり夏らしくなっていた。
いや、むしろ夏。
外を歩いているだけで、体から出る汗が着ているTシャツをべっとりと湿らしてなんだか気持ち悪い。
「暑すぎてやばい。こんなんでまだ6月なのか…」
Tシャツの胸部分をつかんで風を送ってみる。が、あまりそれに効果を期待しない方がよさそうだ。
とある都会に住む僕、「翔太」は今年で大学2回生になった19歳。
誕生日は10月だから、まだ20にはならない。
コンビニに行って酒を買おうものなら「未成年者の方には…」と言われるはず、である。
「はやく図書館に行って、涼しまなければ」
大学に入ってからそれなりに勉強熱心な僕は、今日は大学の講義がない日なのにも関わらず図書館で勉強をしようと思っていた。
部活やサークルにも特に入っておらず、趣味はゲームと筋トレ。
友達もそれなりにいるし、ごくごく普通の大学生じゃないかと自分では思っている。
<同性が好き>な一般的健康男児だと言えよう。
「それにしても、こんなに暑いと萎えるなー」
6月なのにこの暑さ。
冷房無しじゃ生きていけない。
もし、世界から冷房機能がなくなったら…どうなるんだろう。
と考えようと思ったが、それを考えたら余計に暑くなりそうなのでやめた。
家から図書館までは徒歩で20分くらいだし、結構気軽に行けるところなのでよく通っている。
とりあえず一刻も早く図書館の涼しいいいいぃぃぃぃぃ冷房にあたるために僕は暑さに耐えながら道を急いだ。