あぁなんて綺麗なんだろう、ここでカメラ持ってたら撮ってるのにな。記憶に留めておこうと振り向いて手を振る息子に手を振り返しながら思った。
でもきっとうまく写らないんだろうなぁ。
息子が見えなくなってから左ポッケに携帯があることに気づいたが、写真、今更撮ろうか…と思い見上げた先には先ほどのあんなに舞っていた桜が数える程しか舞ってない。
一瞬の出来事でした。
さぁ、支度して、晴れ姿見に行くか!
今日は在校生代表の挨拶するのを見ていいと許可もらったので行ってきます。
息子の乳歯は抜け替わるのがとても遅い方だと思う。
今でもポツポツと抜け替わっている。
でも、怖がりだからなかなか抜こうとしない。
右の上奥3番目がかなりぐらついていた2018年10月末、
抜いたらいいんじゃない?
と言ったら
「合唱コンクールあるから!発声に影響するから今ダメ!」
と凄い剣幕で言われた。
「なんだ?プロ根性か?あはは。」
歌唱テストで学年1位を取った息子はソロパートもあり、熱も入ってるし、無理だなと判断。終わったら抜こうね、と話し終えて…それっきり。なかなか抜かない。
ぐらぐらしたり、落ち着いたりを繰り返し…
「もうすぐ半年になるよ?もう抜かないと!生え替わった時から虫歯かもよ?学校始まればまた忙しいからって行けなくなるし。」
で4月6日9:30に予約取って行かせました。
まさかの道に迷う息子!
もう!
そして、やっぱり虫歯!
もう!もう!
「14歳にして未だに虫歯ないのがお母さんの自慢だったのに!バカ!」
「…でも、たいひたことないの、削るらけ(止血のため綿を噛んでる)。」
「もう!年長者の意見を聞きなさいよっ!わかった?」
「ん。」
それが、あまりに抜かないで温存していたせいでぐらぐらしていた乳歯と永久歯の間に歯茎が発達してクッション代わりになっていたらしい。その肉を切除するために麻酔をかけた。
「その麻酔の注射が一番痛かったわ!あはは。」
本当にバカらしい。息子が居なければそんな人間の身体の神秘にも出逢わなかったわ。多分。
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で、明日は入学式。
在校生代表の挨拶を巻物にして読む練習を春休みにぼちぼちしている。
「『新入生のみなしゃん、ご入学おめでとうごじゃいましゅ…』あ、やばい、諸見里になってしまう。あー!!」
「貫禄はないわね。ま、逆に面白いけどな。」