今日は
ある野良(地域猫)との出逢いのお話です
その猫が怖がるだろうから写真は撮ってません

以下、長文&私の拙い絵だけです



野良の猫   トラ
グレーの綺麗な虎柄だから、トラ。
と、勝手に呼ばせてもらっている
(この絵より痩せ&美形)



トラと始めて出逢ったのは
本格的に夏が始まる前の 6月上旬
私とクッキーが早朝散歩から戻り
自宅から近いところに トラは居ました
何故か 私を知っているような目つきをしてた




トラと目が合ったので
クッキーを乗せた自転車を降り
「おはよう」
と声を掛けたら
逃げもせず、手押し自転車の私に
5mくらいの間隔で  ゆっくりついて来た

自宅前で クッキーを降車させたり
自転車を家に入れたり…
の 間も、トラは距離を保ちながら
私達の事を じっと見ていました




「暑いね。お水飲む?」
とか なんとか 体育座りで声をかけ
次は私が トラの事を よく見てみました

成猫さんだろうけど
まだ若くて 線が細い感じ
地域猫の証、右のお耳はカットされている
どこも怪我はしてなさそうだし
すごく凛としている




「何か、食べる?」
と 声を掛けたものの
猫さんが普段食べているものも知らず
とりあえず、イメージとして
鰹節とか、お魚!?

朝一から新鮮なお魚は家に無くて
とりあえずの 細かく切った竹輪と
冷たいお水を、どうぞ!して

私が見ていると食べないだろうから
ちょい 隠れて
しばらくして 見に行ったら
竹輪を少し 食べたらしく
でも もうそこにはトラの姿はありませんでした

それが 私とトラの最初の出逢いです


猫


その後しばらくトラは姿を見せず
「この暑い中、トラ大丈夫かな」
と、クッキーに話しかけていました


初めて出逢った日から2ヶ月経つ頃
トラは 再び姿を見せました
朝からとても暑い日の9時過ぎ
私が外出しようとした時でした



今回はすぐに「ちょっと待ってて!」
と 声をかけ
クッキー大佐用の無塩無油のツナ缶を
陶器の器に乗せ
トラが落ち着いて食べやすい場所にセット

私が見ていたら嫌だろうから
15mくらい離れた電柱に隠れ
見守ってみた


トラが、ペロペロとツナを食べてくれて
ほーッ^_^
影に隠れて見守っていたのですが
猫さんって、ゆっくり上品に食べるんだね
犬のガツガツフガフガと違うね〜
と、これまた新発見です


お食事中のトラから一旦離れて
氷いっぱいのお水を持ってきて
「ごはん食べたら、お水も飲みね〜」
と 小声で声かけし
私は 出かけました


私が帰宅した頃
もちろん トラの姿はありません

回収したツナを乗せたお皿は
ピカピカ綺麗に食べあげられていて
氷水は飲んだのかわかりませんが
暑いから、飲んでくれていたらいいなーと。


毎朝、うちに来てくれたらいいよ
と 思うんですが
トラは どうやら
「どうにも困った時にしか、頼らん!」
誇り高い野良の自分でいる事
大事にしているみたい
痩せていて心配だし
我が家に居着いてくれたら、とも思うけど
トラの野良ポリシーを 私は尊重します 
(我が地域は悲しいかな、犬には厳しいのですが
猫の保護活動は盛んです。たぶん権力ある
我が家のお隣、地主さんの猫愛の力 ^_^)




次にトラが顔を見せてくれるのは
いつかな?

熱く熱したコンクリートから
いつでも避難できるように
冷んやり土間に繋がる我が家の玄関は 
いつも少し開いています


猫


※ この記事は少し前に書いた物ですが
本日、夕方私が外出から帰宅した際に
トラに会いました

また次回お話させてください

わんわんトラ!