みなさん、こんばんは
今日は長ーい文やから、しんどくなるかも?
お時間ある方は是非読んでくださいまし
僕の眼のこと
今日は話そうと思うねん
僕がまだ二歳にならない頃、縁があってちえのとこの家族になったんやけど、しばらくして両眼がぼんやり白く濁ってきたんや
少し様子見ていたんやけど、近所の病院で見てもらったら
「白内障ですね」
言われたんや
僕は両親に会ったことないんやけど、母ちゃんか父ちゃんが白内障やったんかな?
なんや、遺伝がどうのこうのって先生がゆうてたわ
しばらく目薬で様子見ていたんやけど、4歳の頃には真っ白になってきて、数少ない眼科専門医に診てもらうことになったんや
もうすでに「過熟期」という状態で、特に右目は進行しててん
あの頃よく溝にはまったり、電柱にぶつかってたからな。あんまし見えてなかったんや
それで先生は、僕の眼が今より見えるように、レンズを入れましょうと言ってくれてん
そして5歳になった頃、両目にレンズを挿入する手術をしたんや
かなり進行していたから、レンズを入れられないかもしれんかってんけど、なんとか入れてもらえた。
それから2年は調子よく過ごしててんけど、今度は右眼だけ眼圧が上がってきて、僕の眼は真っ赤に充血して、しまいに眼圧高値時には、眼球浮腫で眼球が突出してすごいことになってたんや
僕もかなりびっくりして、痛いやら辛いやらで、眼を閉じて眠るしかなかったんや
じーちゃんやばーちゃんもすごい心配して、いつも傍に居ってくれたんや
ちえは仕事に行っても気が気じゃなかったんやて
僕の顔見てよく泣いていたわ
そうして、5種類以上の点眼で様子見たり、眼圧を下げるためにレーザーを用いてのオペをしたり、、先生はいっぱい頑張ってくれてんけど、なかなか眼圧は落ち着かずに、最終的には右眼を摘出して、シリコンボールをインプラントしたんや
義眼っちゅうやつ
ちえは最後の最後まで、眼球を摘出するのは悩んだみたい
僕のかわいい眼をとってしまうこと、僕の体の一部の眼を奪ってしまうようで、なかなか一歩踏み出せないと言っていたわ
先生とも何度も何度も話し合った
僕の右眼は、光をかすかに感じる程で、視力としては機能していなかったんや
そして
「激しく痛いだけの見えないお目目、取って楽になろうな」
ちえはぐちゃぐちゃの顔で、そう僕に言い聞かせたんや
そうして7歳の12月、僕は僕の右眼とお別れしてん
そして先生に新しい右眼を入れてもーたんや
新しい右眼は全然見えないけど、もう今は全然痛くないんやで!
めっさ嬉しいわ
僕の義眼は運悪く白く濁ってしまったけど、僕は気に入ってる(白く濁る可能性は50パーセント位と先生が言ってた)
なんやしらんけど、高級なシャムネコちゃんのお目目みたいやろ??
それは冗談やけど
白い右眼は病気を乗り越えた僕の勲章なんや
右眼の状態が急性期の時、ちえだけじゃなく、主治医の優しい女医さん、じーちゃんばーちゃん、ちえのお姉さん、カコちん、みんな心配してくれて、いつも僕を励ましてくれたんや
じーちゃんばーちゃんは、急変する僕を連れて、しょっちゅう病院へ駈け込んでくれたんや
僕の眼が回復してきて、みんなの笑顔も増えてきた
まえは 心配そうな顔ばっかりやったけど
そうして現在に至るねん
大阪から神戸に引っ越したから、お世話になった、大好きだった大阪の眼科の先生とお別れになったけど、とっても優秀な優しい先生を紹介してくれてん
現在も経過観察中で定期的に眼科の先生とこに行ってる
今度は男の先生で、僕もまだ緊張してるけど、その診察・治療の姿勢に、ちえが感動しているくらいやから、間違いないんやろうな
なんとか活きている左眼も最近は調子が良くなくて、点眼で様子見てる
なんやちょっと光の加減なんかで見えにくい時あって、ちえの姿をよう探すんや
僕もいつかは全く何も見えなくなるんかな?
でも僕のそばには
いつも僕の家族が見守ってくれてるから大丈夫なんや!
長い病歴聞いてもらってありがとうございまワン
ちえより
みなさんもワンの眼の調子が気になったら、眼科専門医に診てもらうことをおすすめいたします!
クッキーの場合、専門医に診てもらうのがちょっと遅かったです。
獣医さんでも、人間の医者さまと同じように専門があるのでしょう
病院選びって難しいですよね。周りの人いわく、獣医さんと飼い主の相性も大きいみたいですね
私は眼科医においては、素晴らしい獣医さん達に出逢えて幸運だと思っています