凪のお暇のお母さんみて、昔を思い出した。
あそこまでモラハラじゃないけれど、私は母の着せ替え人形だった。
洋服を買いにいくと、母好みのヒラヒラばかり。
友達はそんなの着てないし、もっとシンプルなやつが良いと言ったけど、「似合わないじゃない、やっぱりお母さんが選んだやつの方が合ってる」って、決定権がなかった。色黒だし自分で似合ないのも自覚あったし周りに笑われているのもわかってた。
小学校の修学旅行のブラウス、1日目は自分で着たからシンプルなやつ。2日目用に自分で荷作りした時は同じものを入れたのに、襟のヒラヒラなものに入れ替えられていて、大泣きした。
ファブリーズみたいなのがあれば良かったんだけれど。当時はなかったし。
集合写真は泣きはらした目で写っている。
あれ以来、ヒラヒラしたものが駄目だ。ドレスなんて絶対着れない。
実家を出て、いい距離感になったと思った。
でも、母の方はそうでなかったのかもしれない。
実家の家具を私のものと同じもので揃えだした。
私は凪ほど母の前でいい子ちゃんじゃないし、母も凪ママほどひどい人ではない。
私は母の望むようには生きれていない。
それに対しては申し訳なく思う。
でも、あなたの人生じゃないんだから。
言えた試しないけど。
自分がいつか親の立場になったとき、どうなっているんだろう。