炎環 / 永井路子

 

いい国作ろう鎌倉幕府。

とても覚えやすかった語呂合わせ

研究が進んでいくことにより

現代では1192年ではなくなっているが

その幕府草創期の話。

4人の視点で描かれた4つの話

 

異母兄の視点みる頼朝やそれぞれで描かれる北条政子には

四半世紀前に受けた授業でのイメージとは全くかけ離れていた

 

何を求めているか

何を信じているか

それぞれが抱いた野望が時代を作り

社会を作る

そこには人がいる


 

 

歴史に「もし・・・」や「・・・だったら」は禁物とされているが

必ずしもそうだろうか

そういった仮説から入ることによって

発見する新たな事実もあると思う

 

いろいろ英雄が出てくる戦国時代のような

胸熱くなるような戦のことはないけれど歴史の「もし・・・」が詰まった

時代小説の面白さを堪能できる作品
 

 

いつ頃に刊行された作品だろうかと読み終えてから調べてみたら

なんと1964年で直木賞も受賞されていた作品でした。

 

COTEN Radioでも言っていたが

多様性を学ぶのに歴史はとてもいい