「甘々と稲妻 3巻」に出てきた「骨せんべい」を作りました。


スーパーで安売りしていたアジを4尾買いました。

嬉しい事があったので、買った時は
「いくらでも捌いちゃうぜ!」と、気分が大きくなっていました。
帰宅後、ちょっと「おろすの面倒かも…」とテンションが落ちました。

手のかかる食材を買う時は、しょっちゅうこんなパターンに陥ります。

気を取り直して、アジをおろします。
犬塚先生も頑張って捌いていたし!


「甘々と稲妻」と同じく、身はなめろうにして、
頭の骨を使ってアラ汁を作りました。
さらに、残った中骨を骨せんべいにします。


中骨を洗い、水気を拭き取り、小麦粉をまぶします。
160度くらいの低温の油で、じっくり時間をかけて、骨が軽くなるまで揚げます。

塩を振って、口の中を痛めないよう気をつけながら、バリバリ食べます。
魚の旨みがぎゅーっと凝縮されていて、揚げたては特に格別です!

もちろん、なめろうもアラ汁も最高でした。
手間はかかりましたが、丸のままの魚を買って良かったです。



この話では、アジを捌く様子を見ていたつむぎちゃんが、
「食べると言う事は、別の生き物の命をいただいていること」に気がつきます。

イカと里芋の煮物を作っている時にひらめきかけていたのは、
これだったんですね。

私も、小さい頃に父が捌くニワトリを見て、
同じ考えに至ったような…気がしないでもないです。

締めて、羽をむしり終わってから、見るのを許されていました。

ニワトリが吊るされて、お腹が開かれて、お肉になっていく様子を
毎回飽きもせず、じっと見ていましたねー。


甘々と稲妻(3) (アフタヌーンKC)
 
講談社