エレキギターの音作りは結局のところ、

 

・どんなギターを使うか

・どんなアンプを使うか

・そしてどのように弾くか(フィンガリングとピッキング)

 

でほぼ決まってしまいます。エフェクターは単なる効果であってトーンを決定づけるような要素ではないでしょう。

 

良いトーンとは人によって或いはジャンルによって違いますが、とにかく目指すトーンを得るためにはこれらの3つの要素をうまく組み合わせれば良いということになると思います。

 

ここで困るのがアンプです。

フェンダーアンプのクリーントーンが好きなので、ある時期フェンダーアンプを所有していました。しかし、プロなら別ですが、お気に入りのトーンが出せる自分のアンプをリハスタやライブハウスに持ち込むことは困難で一般的ではありません。

そうなると、スタジオやハコに常設されているアンプを使わざるを得ないのです。

 

さて、ジャズコ RolandのJC-120です。

このアンプはほぼ100%、どこに行っても必ずあります。

ですので、不本意ではありますが私は音作りに際して3つの要素のうちアンプに関してはジャズコを前提にしています。

誤解のないように言っておくと、ジャズコは素晴らしいアンプです。そうでなければこんなに普及しているはずがありません。

しかし、私の目指すトーンではないのです。

 

そこで、私が目指したいのは 「ジャズコでフェンダーアンプのような美しいクリーントーン出す」ということになります。

 

そういうわけで私は自宅にジャズコ(といっても小さいJC-22ですが。。。)を導入し日々音作りの試行錯誤を繰り返していたのですが、なかなかうまくいきませんでした。

 

そんな中で出会ったのがOne Control のSONIC BLUE TWANGERです。

 

 

「エフェクターは関係ない」と言っておきながら、結局はエフェクターに頼ってしまいました(笑)。

 

しかし、これはすごいアイテムです。まさに売り文句どおり見事にジャズコからフェンダーアンプに近いクリーンが出たのです。

固い高域が滑らかに、そしてポコポコとした低域が締まった豊かなものに変わりました。

 

私はこれをエフェクターボードの一番最後に接続し常時ONにしています。

セッティングですが、ミニスイッチはRHYTHMモード(クリーンなモード)を使い、各ツマミは以下の写真のとおりです。歪を極力減らすためVOLUMEは完全に絞ってMASTERで音量を決めます。TONEはその時々で調整します。

 

非常に満足のいく良いトーンを得ることができました。

特にジャズコで試行錯誤している方はぜひ試していただきたいと思います。