前回の続き。
マネーフォワード使うには
まず色々口座情報等入力しなくてはならない。
その点はやはり抵抗があったが、
ほとんどの銀行や証券会社,カード会社とリンクしているので
一応そこを信用してのスタートとなる。
そして収入を確認して、予算の入力。
色々手こずりながらも何とか予算も立て終わったが。。
予想していたことではあったが、
あまりにも毎月の赤字額が多い。
未来のシミュレーションも出来るので、
勿論それもやってみた。
支出額を数パターン変えながらやってみた。
すると支出額の月々1万円や2万円の僅かな差で、
15年後20年後の金融資産残高が大きく違ってしまう!
そのグラフというかヴィジュアル化されたものを
見せられて、その差に恐ろしくなった。
そんなに違ってしまうのか!
今のままの支出の感じで過ごしていたら
80歳で破綻というシミュレーションもあった。
マズいでしょう!それは!
それから何とか予算と現状の支出とのすり合わせを
した。
3,4ヶ月は試行錯誤の繰り返し。
頭が痛かった。
かなり頑張ったつもりでも月末には
それほど支出額が減っていない事が多い。
そしてこれまであまり気に留めていなかった
税金や健康保険料、生命保険料。
年間ではかなりの額になるのを
改めて思い知らされたのだった。
この頃はかなり焦りを感じていた。
頑張りが結果に繋がらない感じだ。
けれどやがて、考えは次の段階に移った。
どうしても出ていくお金は出ていくわけだし
食費や医療費交際費など、削れないものもある。
その辺はもう受け入れて行くしかない、
という感じ。
必要な経費は必要だ・・と諦めて
赤字が出ていても焦らずに、
今は仕方ない時期だと受け入れる。
何よりも赤字の限度額をはっきりさせる。
赤字がいくらまでなら
将来にそこまで悪影響を及ぼさないかを
数字として見極めて、
その範囲の中に納まるならば
それはそれで良し・・と考える。
資産が減る事によって気持ちに影を落とさないようにする。
赤字も許容範囲内なら御の字、
その範囲で楽しめる部分も大事にしながらやって行く。
心構えとしてはそんな感じだ。
まあ書いていて恥ずかしくなるほど全く当たり前!
の事なのだが。。
この赤字の限度額を、
色々をシミュレーションしながら算出できるのが
マネーフォワードの良い点だと思う。
マネーフォワードに予算の進捗というページがある。
私はほとんど毎日支出の入力をするが、
その際には必ずそのページをチェックして
各項目のグラフ化された使った割合と残った予算の
割合を確認している。
当然ながら支出の棒グラフが短くて、
残予算の部分の無色の部分が多いと
気持ちが良くなる。
テストで良い点数を取ったような気持ちか(笑)
可視化して捉えられるのが良い所だ。
マネーフォワードは現役世代の人達、
今お金を生み出せている世代にとっては
将来どのくらいゆとりが出来るのか、
どのくらい資産が増やせるのかの見通しに役立つだろう。
一方リタイア世代の人とっては
どの位使ってしまっても大丈夫なのか、
大げさに言えば、
どの位までなら死ぬまで破綻しないでやっていけるのか?
が分かる。
誰しも資産が減って行くと言うのは不安なものだ。
けれど減って行きながらも
むやみに不安にならないで暮らしていく事も出来る。
マネーフォワードは、そんな事に手を貸してくれるように思う。
勿論人によっては、というかお金持ちの人にとっては
どの位たっぷりと子孫に遺産を残せるようになるのか、
という事を教えてくれるツールとも言えるだろう。
さらに続く。