昨日は近所友の家にお茶にお呼ばれ。
もう一人の友人が先月入院したのだが
退院後初めて三人が揃った。
この二人の友人たちは二人ともご実家が
地元の農家だ。
二人とも嫁いで姓は変わっているが
実家の隣、生まれた土地に70年近く住んでいる。
そして二人ともこの6,7年で家を建て替えた。
これから先の余生を送る家という感じだろうか。
今回お邪魔した友人の家は特にゆったりとした家で
門から玄関まで20メートルくらいあり、
東京の郊外とは思えない造り。
リビングの先の広い芝生の庭が青々しい。
こんな家だと気持ちもゆったりするね。
スイス旅行のお土産もいただいた。
包装紙がとっても可愛い(*^^*)
そしてお二人とも地続きに息子や娘の家がある。
二人の子供たちは普通のサラーリーマンだが
親からもらった(借りた)広い敷地に大きな家を建てている。
下世話な話だが、買えば軽く一億越えの家だ。
家の建設費だけで済むのだから、
広い家も建てられる。
やっぱり土地が一杯あるって良いね。
昔この辺はかなりのんびりした所だったらしい。
駅前から少し歩くと農家が多かったようだ。
同じような感じの場所でも、
これが地方だと地価も下がりっぱなしで
財産価値は減る一方だけれど
東京だと全く違う展開になるのだ。
今回お邪魔した友人は10年位前に父上を亡くし、
その時に相続税として約10億位納めたらしい。
その父上が立派な方で、
前もって相続時には、どこそこの土地を売って当てるようにと
ちゃんと手当というか遺言状に指示があったそうだ。
友人もその通りに件の土地を大手デベロッパーに売却して
何の愚痴もなくきっぱりと税金を払った。
今彼女の家の広い裏庭の先には、大きなマンションが建っている。
相続税と言って思い出すのは
別の学生時代の友人の女性実業家。
やはり大変な資産家で都内の一等地に商業ビルを
何棟も持っているが、
一番の悩みは税金で、今後の母上の相続対策で、
新に銀行借り入れをして不動産購入したり色々やっているそうだ。
彼女のグチはほとんど税金の話。
そして口癖は
「日本は社会主義国だから。働いても税金で取られてしまう。」
というものだ。
まあ・・それぞれの考え方の違いだろうが。。
(高額納税の心配の全くない)私は、
実家が農家の近所友の税金に対する態度は、
潔くてカッコ良いなあ・・とお気楽に思うのだった。