昨日大学病院へ行った帰り、

上野の国立西洋美術館で開催されている

プラド美術館展へ寄って来た。

今回のプラド展ではベラスケスの作品が数多く展示されている。

 

 

考えてみると以前、丁度この季節、

スペインツアーに参加してでプラド美術館へも行ったのだった。

 

その時にはスペインの簡単な歴史物の本を読んだりして

少し予習?して参加した。

 

そして映画などもスペイン系のものを見たりして

当時はちょっとスペイン文化に触れたりしていたが、

老人力のせいか?今ではあまり覚えていない。

情けなし!

 

そのツアーでは各地で現地でのガイドさんが付いたが、

ガイドさんと言っても本当に人様々で、

とても楽しみにしていたトレドでは、

次に行く金細工のお土産屋の為に急がされたり

建築物や絵画の説明もいい加減で本当にがっかりした。

 

しかしプラド美術館の時のガイドさんは、

かなり専門的な説明をしてくれて

視点を変えると同じ絵が更に意味深くなるという事を

実感させてくれた。

このガイドさんは知識人で実力があったと思う。

日本を離れてこのマドリッドで、本来何を目指していた人なのだろうか?

とちょっと感じた事だった。

 

今は海外旅行もご無沙汰している。

テロの心配もあるし、家庭の事情もあるしで。

 

でもあの時行っておいて良かった。

これから又行けたら良いけど、

年々ヨーロッパは遠くにあるように感じるなあ。