昨日は今年初のコーラスレッスン。

新曲はファンキーで楽しい曲なので、皆ニコニコだった。

次のレッスンが楽しみ(^∇^)

 

 

 

レッスンの後5人で食事へ。

一人の友人から相続の相談話があった。

 

ここから↓長文

 

昨年末、従妹と名乗る人から手紙が来て、

50年位前に亡くなった父上が

地方の実家の土地の名義人であることを知らされ

その事で悩まされて、今年は散々なお正月だったそうだ。

 

その土地は、どうも60年くらい前に長男である父上が相続で受け継いだものらしい。

 

今は父親違い(厄介)の高齢のおばが住んでいるそうで、

その娘である人から今後の対応を尋ねるものだったそう。

 

その友人は50年前に父上を、15年位前に母上を亡くして

一人っ子で未婚。

(今早期リタイアを目指している)

 

亡くなった母上と父方の親族は何か軋轢があったらしく

これまで没交渉となっていた。

 

普通に考えたら、その親戚に妥当な値段で買い取ってもらうか、

なかったものと考えて権利を放棄するかだろうが。。

 

彼女は親戚の人との交渉も気が重いし、

何よりも没交渉になった理由があるような親戚に対し、

易々と権利を放棄するのも気が進まないらしい。

(母上が父方の叔父達を出禁にしていたらしい。)

 

先ずはその地方まで行って、この目で見てくると良い、

父上の故郷をこの目で見る事が出来るし‥という話になった。

 

それから不動産の登記簿謄本を取った方が良いね、という意見も出た。

その上で司法書士なり弁護士に相談するのが良いだろうと思われる。

 

しかし、何故父上が所有している事を友人が知らなかったのか?

父上が亡くなった時彼女はまだ5歳、

でも母上はさすがに事情は知っていただろうと思う。

 

母上は、友人に父方の親戚の情報や、父方の親族とのトラブルについて

何も友人に伝えないままで亡くなってしまった。

 

地方の土地で、それほど資産価値のあるものではなさそうだし、

今は逆に不動産の相続が不良債権化する危険性がある

と考えられているこのご時勢、

友人も未婚で、子供に残す事を考えなくても良いのだから、

放棄した方が楽なのではないか・・と感じた。

私なら多分そうするだろう。

 

しかし我が家でも、夫の方の両親の相続では義兄と義姉の確執で大変だった。

 
一時は相続自体が無理なような状態になり、
結局夫の代わりに私が義兄、義姉、アメリカの姉の間の調整役となって動き回り、
何とか相続に漕ぎつけて、
 
司法書士の先生から
「普通なら相続が流れているような案件だけど、よく頑張りましたね!」
と誉められた?!経緯がある。
 
私も子供がいなければそこまで頑張らない所だが。
 

無事に相続に至るまで2年以上かかってしまい、

相続完了の後1年待たずに義兄は亡くなってしまった。

 

相続とは金銭的価値に関係なく、

家族親族の歴史や、その時の事情、経済的格差、親の介護問題など

色々な想いが交錯する難しい問題だ。

 

今は平等主義で、なんでも公平にという流れではあるが、

私自身も息子たちに、なるべく機会を見つけては

夫の方私の方の親族の話、これまでの相続の歴史など伝えていった方が

良いかなと思った次第だった。

 

まあ、息子たちは全く関心がないかもしれないけれどね。