私のジストニアによる痛みに対して、現在は主に
「タリージェ」と「ポルタレンSRカプセル」という2種類の鎮痛剤を服用しています。

まず「タリージェ」は、神経障害性疼痛の鎮痛剤として処方されました。
不随運動による力みで、左腕の二の腕や前腕に痛みが出ていましたが、服用を

始めてからは、飲み始める前に比べると痛みは軽減しました。ただし、痛みが

完全になくなることはありませんでした。

 

 次に「ポルタレンSRカプセル」は、五十肩(肩関節周囲炎)の消炎・鎮痛目的で、

整形外科から処方された薬です。
服用を始めて約4か月が経過し、肩の痛みはかなり改善しています。次回の診察では、

この薬を今後も続けるかどうか、主治医と相談する予定です。

 

手根管症候群と「メチコパール」

その後、「タリージェ」によって神経障害性疼痛が徐々に落ち着いてきた頃、今度は

手首の付け根の痛みと、手のひらから指先にかけてのしびれが頻繁に出るようになりました。
整形外科を受診してエコー検査の結果、「手根管症候群」と診断されて処方されたのが

「メチコパール」でした。

「メチコパール」はビタミンB12製剤で、貧血や末梢神経障害、しびれなどを改善する

薬です。また、診察時に先生から「ビタミンB12は末梢神経の修復を助ける」という

説明を受け、この言葉がとても印象に残りました。

服用を始めて約1か月ほど経った頃から、手首の痛みがほとんど出なくなりました。

 

鎮痛よりも「神経の修復」ではないかという気づき

この経過を振り返る中で、不随運動による力みで筋肉が硬直し、二の腕や前腕に

神経障害性疼痛が出ている状態に対して、「タリージェ」で痛みを抑えるよりも、

傷ついている末梢神経そのものを修復する「メチコパール」を飲み続けた方が

良いのではないかと考えるようになりました。

そのため、「手根管症候群」による手首の痛みが改善した現在も、「メチコパール」は

継続して服用しています。

 

現在の左腕の変化

「メチコパール」服用前は、左腕を横に肩の高さまで上げてキープすると、

不随運動による緊張が強く入り、二の腕や前腕に末梢神経痛が出ていました。

また、左腕を前方に上げようとしても、15度ほどの位置までしか挙げられない

状態でした。

「メチコパール」服用続けている現在は、左腕を横や前に肩の高さまで上げる

ことができ、二の腕・前腕の末梢神経痛はほとんど出ていません。

ただし、腕を肩の高さまで挙げた状態で、下を向いていた手のひらを90度回転させ

ようとすると、肘の内側、親指側の前腕部分に痛みが出て「筋皮神経」の部位と絞る

ことが出来ました。

 

これからの向き合い方

今後も「メチコパール」の服用を続けながら、どの動かし方で痛みが出るのか、

出ないのかを自分なりに把握し、痛みの出ない範囲で左腕を動かしながら、

末梢神経の修復に専念していこうと思います。

ジストニアによる日常的な手首の痛みから、整形外科で「手根管症候群」と

診断され、「メチコパール」という薬に出会えたことで、手首だけでなく、

二の腕や前腕の痛みまで改善されつつあります。

もしこの出会いがなければ、脳神経内科では「メチコパール」が処方される

ことはなく、「タリージェ」の鎮痛剤で痛みを最小限に抑えながら、我慢し

続けていたかもしれません。

 

ジストニア友の会」より12月14日に行われた第22回講演会・第49回DFA交流会

模様がアップされました。