「質問やわからないことはありますか?」

 

「特にありません」

 

 

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「特にありません」

 

 

「特に」

って何なんだろう、と大学のアルバイトの時に思った。

 

額面通りに

「いくらかあるけれども、敢えて言うほどのことはない」

という意味だろうか。

 

じゃあ、

その「敢えて言うほどのことはない」ものを

「それでもいいから言え」

と言われたと想定してみると、

結局何も頭の中になかったりする。

 

 

であるならば、

「特にありません」ではなく、

「ありません」

が正確だろう。

 

でも「ありません」と言い切るには何か引っかかるものがあるなと思ってたら、

それはそう言い切ることへの不安な気持ちなのである。

 

すなわちそれは

 

見落としている何かがあり後で気づくかもしれない

まだこれから色々あるかも知れない

 

といったことに対する事前防御であり、それが

「特に」という枕詞の正体だった。

 

それならば、詰まるところ

「 ”今のところ” ありません」

が最も忠実だなと思い、なるべくそういうことにしている。

  

 

という、些細なことだけど

問いかけられた時など一定のプレッシャー下でちゃんと思考を整理して正確に言葉を使うって、

結構大事なことだと思っている。