ひとつひとつのプログラムはもちろん、
各システムの担当者はとてもまじめに、
一生懸命に働いていて。
でも、「使いづら」かったり、
コストばかりかかっていたり。
実現していることに対して
かけているコストが大きいのは
疑いようのない事実で。
会社として、ユーザとして不満があるのは
よくわかる。
結局、全体像をきちんと描けていなかったり、
それぞれの整合性がとれていなかったり
することが大きくて、不満がある人たちも
実はなんとかできるわけでもなかったりする。
たぶん民主党の言う「無駄」も同じような
ところから生まれている。
官僚はまじめに働いている。
それぞれ自分の職務を全うしている。
だけど無駄が発生する。
「これ、無駄だからやめて」って言えるもの、
さすがにないと思います。
個別には何かしら必要な理由がある。
ただ、必要なもの同士を比較して、
予算等の制約から「諦めるほう」を決めるのが
政治家の役割。
それができるか。