朝から、3階のコインランドリーに洗濯物を取りに行き、
部屋の前でポケットに手を入れて出てきたたのは
鍵ではなく、小さな靴べら
確かにサイズが近いのだが・・・。
この失望感たるや・・・。
上着も財布も電話もない。
同じ建物の同僚の部屋の番号もわからない。
とりあえず、1階のコンシェルジェに
事情を説明するしかないなーと言ってみると。
「代理店に確認してから行くから、
ドアの前で待ってて」
5分後。無事入室。
休みを廊下で過ごさずに済みました。
話をいったん昨日に戻します。
スーツの上に着れるコートが欲しかったので
五番街のセール品を探していました。
「これは」というものを見つけました。
日本では考えられないですが、
BURBBERYの路面店で半額です。
軽いし暖かいし。
半額でも高いけどこの際ということで。
で、家に帰ってきてモノを見ました。
ちょっと変なんですが、気づきますか?
微妙に、肩のベルトが
左右で大きさが違います。
左肩のほうが細くて長いのです
そういや、買うときに妙に時間がかかっていて。
「左肩のベルトが傷んでいるから交換してくる」と
ストックを見に行って、戻ってきて、なぜか陳列された
別のコートのと取り替えていたなあとか。
これと同じタイプは他になかったんだよなあ・・・とか。
突然どこに住んでるの?
と確認されたなあとか。
(日本に住んでいることを確認してどうする?)
在庫がないと、店に行っても返品しか選択肢がないし。
また行くのも面倒だし、
知らないふりをして使うってのもありか?と思いつつ。
いや、でも説明がなかったのはどうかと思うし、
この際だから、
「Additional Discountはないのか?」
と言ってみるか・・・ということで、
今日、また五番街まで行ってきました。
「私は日本人で金持ちです」といわんばかりに
ブランド物の紙袋なんて下げて、
それで地下鉄を待っているもんだから
「25セントない?」といきなり絡まれ。
(ないよ、で終わりなんだけど気分が悪い。)
待っていてしばらくすると乗りたいラインが
止まったから他のラインを使うようにと放送があるし。
どうも今日は朝からめぐりが悪いなあと思いつつ、
別のラインに乗ってやっと店に到着。
そのまま6階に上がる。昨日の店員はいない。
事情を説明。
「あなたが昨日来ていたのは知っているわよ。
一応レシートだけ見せてくれる?
じゃあ、ここだけ取り替えればいいのね」
お?在庫がそこにあるじゃないか!そして交換・・・。
「どう、これでいい?」
あれ?まだサイズが違う・・・。
「まだ違う!ほら、よく比べてみて!」
「あら、間違えているね。じゃあこっちね。」
「うん!そう、それで大丈夫。」
ということで、無事にコートを持って帰れそうです。
こういう街なんでしょうね。
日本の感覚を持ち込むと違和感があるかもですが、
伝えたいことを言葉で伝えていれば楽しく過ごせそう。
ちょうど、いい時間に帰ってこれたのか、
住んでいるビルとエンパイヤステートビルが
きれいに見えました。ラッキー?