今年はライブの本数が少ないけれど。
最後の最後にとても楽しいライブでした。
「ピロウズなんて全部シングルでもマニアックなのに、
シングルをやらないマニアのためのライブ」と
自ら語るような。
印象に残った曲、いくつか。
【STALKER】
初めてライブに行ったときの最初の曲。
アルバムではすべての音が狭いところに
押し込められたように聞こえるけれど、
ライブでは今の音でもあり、力強い音。
【SUCIDE DIVING】
日本語で「飛び降り自殺」。
でも暗いイメージじゃないんだよなあ。
もう少し幻想的で、恐怖を感じさせない。
なぜか気持ちよく聞いている。
【サリバンになりたい】
10年前、この曲で人ごみの中で暴れてました。
聞くと体が動き始めました・・・。
【Heart is there】
実は全く聞いたことがないカップリング。
でも家にシングルはありました・・・。
昔ほどは聞いていないなあ・・・と実感。
その他、PUFFYやV6に楽曲提供した
曲のセルフカバーやら、
「マニアックなファン」のためのライブでした。
「さわお、札幌に帰るよ」と叫んだ女性の声を聞き、
昔のことをを思い出しました。考えてみれば、
ピロウズがなければうちの娘も多分いない。
いろんな人に影響を受け、影響を与え、
偶然が重なりあって生きています。
「一生懸命考えに考えたのに売れない曲があれば、
さらさらってできたのに、評価される曲もあって」
といっていたけれど。
一生懸命相手のことを考えて言っても
受け入れられなかったり、
軽く言ったつもりが重く受け止められてしまったり。
何がどう転ぶか、未来のことはわからない。
だからといって怯えていても何も解決しない。
どうなるかわからないのだったら、
自分が楽しいと思うように、
自分が正しいと思うようにするしかない。
また元気をもらったので、
「20周年ということで、アルバムは2枚買うように」の
代わりに、ファンクラブに2口入っておくかなあ・・・。