読んだブログにコメントをつけたところ、
丁寧なエントリー まで頂いたので
トラックバックで思うところを。
さて、残念ながらうちの会社(部署)では
「辻説法」してくれるような上司がいない。
以前、歓迎会の席で、
チームの中心となるべき上司が、
周囲の冷たい視線も気にせず
延々と同じ小説の話を繰り返していた
こともあり、飲み会すら行われず、
コミュニケーションが希薄な状況。
「仕事が終わったあとまで仕事の話を
したくないだろうから」
ということかもしれない。
が、本当にそうだろうか?
仕事のことを考えたくないなら、
そもそも上司となんて会いたくない。
上司と飲む、あるいは食事をするとすれば
むしろプライベートの話の方が
興味がないということもありうる。
特に、日中はそれぞれがディスプレイに
向かって黙々と仕事をしているような職場。
何を考え、何を目指して仕事をしているか、
そんなことを伝える時間があってもよいはず。
ただ、どこかに
「まじめに」「一生懸命に」がかっこ悪いという
風潮というか、空気があるような気がする。
本当にそれでいい?
スポーツを観戦するとき、
音楽を聴くとき、
お芝居を見るとき。
本気の、プロの仕事に感動したりするのに、
自分の仕事は「要領よく」でいいの?
表面だけ取り繕って、地道な努力を避けて、
素晴らしい成果があげられるとでも?
昨日、うれしいことが2つありました。
同じような話ですが。
ひとつは社内とは言え、無理な依頼を
「あ、じゃあそこは私がなんとかします」
と仕事を引き受けてもらえたこと。
もうひとつは、そのあたりの苦労を、
話をしたこともない人が理解してくれて
いたこと。
見たことも、聞いたこともないような
分野のことを、いきなり依頼され。
何のことだかまず理解することか始まり、
担当の部署に前触れなく電話やメールで
作業を依頼する。
忙しいのは重々承知だがボランティアで。
その繰り返し。
文句・苦情を受けると思ってもやるしかない。
「自分は知らない」と言ってしまえばそこまで。
でもそれじゃあ何も前に進まない。
だから多少強引でもやってみる。
そんな仕事を見てくれている人も
いたんだなあ・・・と。
正直言って今のうちの会社の経営理念を
汲み取るのは難く。
方向性があっているかどうかは
定かじゃないですが。
気持ちよく週末を迎えることができました。