山岡鉄舟という人が悟りを開いたときの歌だそうです。
晴れてよし曇りてもよし不二の山、元の姿は変わらざりけり
周囲の環境の良し悪しのせいにしてしまいたくなることが多い。
でも、どんな状況にあっても富士山の姿というのは変わらない。
それは富士山そのものがすばらしいからであり、周囲の状況が
どうかというのは関係ない。元の姿が美しいからこそだと。
わが身を振り返るとどうだろう?
話が変わります。物価が上がっています。
原因は資源価格の上昇で、どうやらバブルです。
バブル。簡単に言うけれどその定義は何か。
学生のころに勉強したのを思い出すと
「価格上昇の期待が価格を押し上げる状態」だったと思う。
資源は有限で需要は無限だから価格は絶対に下がらない。
買っておけば必ず得する、だから買う。だから価格が上がる。
IT・金融記述の進歩で市場への参入が容易になった。
これがバブルが発生しやすい土壌を作り出している。
バブルの発生は市場メカニズムの欠陥だけど、
今のところこれを抑制する手段がない。
逆手に取るならうまくバブルの波に乗って降りれば
「濡れ手に粟」で利益が得られるのかも・・・。