デフレからインフレへ。
情報化が進むことでいろいろなものが安くなりました。
現地での価格がすぐにばれるので利益が出しづらいのでした。
そうすると、だんだんと世界の人の「格差」が小さくなります。
日本では「格差社会」なんていわれますが、経済レベルで言えば
日本の「下流」は世界では中流で、そこに収斂してきたのでは
ないかという気がします。
世界レベルで人々の経済レベルが同じになるとき何が起こるか?
需要が同じところに集中します。
中国をはじめとした途上国の成長でエネルギー価格が高騰する
のはその証拠。
日本の将来を悲観しているのか、円安が続いています。
資源国通貨が高くなっているというのもあるのでしょう。
ただ、どうもITバブル崩壊以降、偽「個人投資家」が株から
外為証拠金取引に鞍替えしていること、定年退職者など
中高年の投資がグローバルソブリンオープンのような
外貨建て投資信託の購入を続けていることが大きいようです。
何を意味するかというと。
日本で生活する以上、彼らはいずれ「円を買う」必要がある
ということです。
今は一方向に円安ですが、どこかでこの溜められた
エネルギーが逆回転を始める気がしています。
さて、ではいつ?
基本は日本の金利上昇時ですね。
日本の金利が安いから海外に投資していた人が
円に戻そうとするタイミングです。
逃げ遅れると・・・。
8月には利上げがあるでしょう。
ここではまだ大きな動きにはならないと思いますが、
大きな流れはいずれ逆に向き始める時が来るので、
それに向けて何を仕込むか考え始めています。