企業の経営者が兵法書であったり、「徳川家康」であったりを読むことが多いという。


そっかあ。兵法かあ。と思いながら、学生の頃読んだ「銀河英雄伝説」を思い出す。


戦いに勝つ上で重要なこと。

・相手よりたくさんの戦力を用意する。

・遊兵をつくらず効率よく戦闘に参加させること。

・補給をしっかり確保すること。


戦場に着いたときには戦いの結果は決まっている。

それ以降、戦闘の中での動きで勝敗がひっくり返ることはないという。


こんな話だったと思う。

今の自分の仕事の中でできることはこの中では2つ目だけだろう。

戦力を変更する権限は与えられていない。補給・・・リソースが不足するという

わけでもない。ただ、「遊兵」は問題だ。

大企業の慢性的な問題かもしれない。


遊兵をなくすためにはどうすればいいか?

それには全員の意思・意識の統一と、適切な指示が必要となる。

集団は意思が統一されていなければその真価を発揮できない。


トップの「意思」が末端にまで伝えなくちゃいけない。

今の仕事にしても、最初の訓示では「短期間の厳しいプロジェクトなので。

各個人で取れる範囲のリスクはきちんととっていくこと」という話があった。

がそれも徹底されてはいない。

というよりも、どれだけの人が聞いていたかすら怪しい。


3人に1人の優秀な人が全体を支える組織。それでいいのか?