こんにちは!アズウサです

先週の記事に引き続き
日曜日は画材の記事を書いていこうと思います!
前回の画材紹介記事↓
今日はねウサギ.の性癖「紙」
紙が性癖ウサギ.です
我々、各々紙の好みが違うよね
まずは私の好みの紙から紹介させてください♪
*
ウサギが好きな水彩紙の癖は、表面強度が強くサイジング強めでリフティングの効く紙です。発色良いコットン100%の紙で目の荒さは中目が好み。紙色はモチーフによって使い分けてます。
白い紙はセントカスバーツ社のウォーターフォード水彩紙と、ファブリアーノ社のアルティスティコエキストラホワイト水彩紙(以下EXホワイト)を愛用していましたが、昨年の夏に風邪引き(紙がサイジング不良を起こしてしまっている状態)問題に悩まされたことから、数日かけて仕上げる作品に使うことを断念。
アルシュ水彩紙のブライトホワイトを取り寄せして使うことにしました!流石のアルシュなのでカゼ引き怖くない!リフティングも効くし何より発色が美しくてありがとうございますな紙です。
ちょっと絵が上手くなったような錯覚を覚えさせてくれる紙(笑)
目の荒さは細目(日本基準の中目ぐらい)を使用してます

『回転木馬』 アルシュ使用
影の部分に塩花法を使ったのですが綺麗に色抜けしてくれました

『シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ』
アルシュ使用
赤の発色に思わず歓喜
発色綺麗なアルシュ様
難点はナチュラル色のアルシュと違ってブライトホワイトはなかなか店頭で通常在庫しているお店がないことと、価格が高いことです…中判(約B2サイズ)で1400円+税
ただ、高いだけに気合いを入れて描くので失敗しない利点もあります
ナチュラル色の愛用水彩紙はミューズ社のランプライト水彩紙
国産の水彩紙なので風邪引きにくく、価格がとにかく安いのが魅力的です
四六判(約B1)で1000円+税!アルシュと同サイズで換算すると500円!
この紙はとにかくリフティングが効きます‼️数日寝かせてもリフトできるので好みが分かれそう…ですがウサギはそんなところが大好きです。目の荒さはやや細かめの中目。色も赤身を帯びたナチュラル色で好き
塩花法はあまり向きませんが、タイミングのコツを掴むとできます。ウサギはできたりできなかったり…運に任せてます💦

『秋タルト』ランプライト使用
秋色タルトなので真っ白の紙ではなくランプライトを使用。茶色やオレンジとの相性が良いなぁと思っています。

『チェス盤チョコレートケーキ』ランプライト使用
こちらもチョコレートケーキの絵なので色の相性抜群
背景色塗らない時も優しい仕上がりになるナチュラル色。
ハガキサイズの紙で小さな絵を描くときはエキストラホワイトやランプライト、アクリルデネブ(オリオン社)を使っています
アクリルデネブは白色度No.1、表面強度がとにかく強く、表と裏で違う目なので好みで使い分けできるのは魅力的です!価格もコットン&パルプの混合紙なので安価なのも魅力的。

『アルテミスのクロワッサン苺サンド』アクリルデネブ使用
細目側を使って描きました!細目と言っても少し目があります。
表は荒目に近い中目です。
前はウォーターフォードとエキストラホワイトの使用感が好きで落ち着いていたので、別の白い好みの水彩紙に行き着くまでにそれなりにいろいろな紙を使ってみて、相性の良い紙に出会うまで苦労しました
個人的な好みだけでの感想ですが、アヴァロンはサイジング強い割にリフティングが効かないのと、数回の重ねでは魅力を発揮できなかった(1、2回塗りでは彩度と明るさをキープできない)ので使用を断念。
ストラスモアインペリアルはサイジングが弱いので私の描き方と相性が悪く、プレステージは発色すごく好みだけどリフティング効かなかった問題が…
水彩紙は描き手の好みや使っている絵具との相性もあるので選ぶの難しいですよね💦水彩紙は悪くないの、完全に好みの問題なので💦
風邪引き問題も紙は悪くないんです…日本の風土に合わないんだよね、ごめんね
夏になると湿気が多すぎるのこの国は
🇯🇵
「紙は生き物です」
byホルベインの営業さん
というわけで現在はランプライトとアルシュのブライトホワイトに落ち着いているウサギです🐰
ナチュラル色の水彩紙に関してはランプライトという好みの紙にいきなり出会えてしかも価格もお手頃なのでしばらく冒険する予定はありません〜
2013年にランプライトが生まれてくれて良かった〜
いつかランプライトのホワイトが出ないかと心待ちにしています!!
ワトソンだって昔はホワイトなかったんだから、いつか!出るかもしれませんよね
*
さすがウサギ.さん説明が店員並です
本業ですからw
んじゃAZの好きな水彩紙紹介させていただきます
オイラはウサギ.のような専門知識がないので
使用感での紹介になりますよ
*
AZが紙を選ぶときの基本は
線画と仕上げの細描きに命をかけているので
細目、極細目を選びがちです
それから塩花法を使うのが好きで
乾きの遅い(サイジングの強い)もの、
幾度の重ね塗りに耐えられる・絵具を抱え込める
表面強度、そして何より発色。
これらの総合で自分の好みを選別していますが
今の所のレギュラーは
①アルシュ(細目・極細目)
②エキストラホワイト(細目※廃盤)
③ウォーターフォードホワイト(細目)
④M画
【グレード別】
①アルシュ(細目・極細)
サイジング・表面強度共に最強だと思っている
そして長期間の制作でもサイジング不良(カゼ)を
引きにくいこと。これ大事。
紙は少しきなりだけど発色は抜群なので
正直あまり気にならない。
(きなりを生かしたセピア調ベストマッチ
)

▲ジェレミエル・ステラ
(セピア調で仕上げたもの)
なんなら白を使うと紙色をマスクするので
白い肌や透明感のある肌を演出したいときに
肌に白を乗せたりしてます(他の紙ではこれはしない)
総じて重ね塗りが得意な紙だなと感じます
一度塗りより何度も重ねて作る色に深みを感じれる
注意したいのはサイジングが強い故、
安い絵の具だと白浮きする。
シュミンケなんかの粒子の細かい絵の具との
相性は最高です
作例ですが、以下の作品どれも
三原色(赤青黄)を取り入れてます
発色が本当にどの色も素晴らしくて
特に水の表現をするときはアルシュと決めてます
全てアルシュ極細目使用

▲ΑΡΤΕΜΙΣ

▲夜咲きのセレウス

②アルティスティコエキストラホワイト
名前が長いのでEXホワイトって呼んでます
こちらはめちゃくちゃ好みが分かれるんじゃないかなぁ?
絹のような紙目は他の紙では見られない個性(好き)
乾きが早いですが塩花法もいけます
真っ白な紙なので絵の具の色が素直に出てくれる
ただ重ね回数と表面強度に限界があるので
毎度ウェットインウェットは無謀
パンパステルや色鉛筆などの併用が好みです
乾きが早いというところから、
水彩境界が作りやすいというのも使用感としてあります
個人的にはあまり多用したくない境界ですが
あえて作りたいところに作れるってのは
面白いなと思ってます
作例では上のアルシュと違い
色を絞った塗り方です
また、パンパステルの併用もしています
全てEXホワイト細目使用です

▲サリエル

▲ジェレミエル

③ウォーターフォードホワイト
この方は本当に長い付き合いです
水彩始めたばかりの時はウォーターフォードさんに
いっぱいお世話になりました(愛着半分)
これも最近は細目を使用しています
真っ白な紙色と紙目は好きな方多いのではないかな?
過去中目を良く使っていましたが
パンパステル、色鉛筆を乗せた時、
スポンジが一度塗りでボロボロになっちゃったり
色鉛筆の研磨速度がやったら速かったり…
とにかく表面が鋭利
筆の摩耗も早い気がします…
この部分に関してはEXホワイトとは対照的な印象です
他の紙と比べると、青みがかった色の白さなので
イメージ的にはコピー用紙のような紙色。
でもさすがコットン100%!発色いいです
鋭利な表面ではあるんだけど、
摩擦に弱い(消しゴムかけると直ぐけばけば)
弱点が多いので慎重に扱う必要があります

▲ジブリール/中目
個人的な印象としては黒インクとの
相性いいな〜って感じ。
あと、とにかく青の発色がやたらいい

▲アクティニアリア/細目
肌色に重点を置いているAZの塗り方だと
青みの強い紙だと顔色悪くなってしまって
その辺りの調整が毎度難しいところ。
なので最近は人間味のある肌色を
使う必要のない時に選びがちです
カゼ引きやすいのも弱点ね

④M画
水彩紙ではないですが地味に気に入っているコスパ最高紙
印刷も綺麗だし、絵の具もそこそこ乗る
多色の重ね塗りはききません。
サイジングもないので塩花法もできません。
同色で濃淡を作るのはいけますが
筆跡を素直に表現してくれるので
雑に塗るととっても残念なことになりますw
とにかく素直な紙なので
丁寧に塗ってあげるとそこそこいい感じに仕上がります
表面の強度が本当に強いので
ちょっとぐらい下描きで消しゴム使っても大丈夫
水がついた筆の摩擦にも強いです
というわけで作例は単色作品ですが
今描き進めている漫画もこの手法で行きます
絵の具はペインズグレー一色のみです。

▲レト

▲眠れる城
M画はウサギも学生時代にデッサン描くのに散々お世話になりました
以上、、アズウサのお気に入り水彩紙紹介でした
読んでくださりありがとうございます

AZ&ウサギ.