昨年行ったウィーンのクリスマス・マーケット旅行記の第2回です。
今回は前置きの第2弾で、買って帰ってきたおみやげの見ながら旅行を振り返ります。
半年以上たったので、写真を撮る前に食べてしまったものなどもありますが。
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最初はやはり、クリスマス・マーケットの風物詩、マグカップです。
今回は、市庁舎とシェーンブルン宮殿の2か所でマグカップを買って温かい飲み物を何度もいただき、持って帰ってきました。
まずは市庁舎。
前回のアドベント・カレンダーにもあったとおり、ウィーンのクリスマス・マーケットの象徴のようなものです。
実はこのカップ、手品のような仕掛けがありました。
極寒のクリスマス・マーケットからホテルに戻り、マグカップを見ると、なんと美しいはずの市庁舎の絵が真っ黒に!
「不良品だ!」と思いましたが、交換してくれないだろうなと諦め、捨てようかなと思いましたが、思い直して日本に持って帰ってきました。
↓真っ黒のマグカップです。
ところが、家に帰り、このマグカップに何気なくお湯を注いだらなんとびっくり、美しい建物の模様が浮き上がってくるではありませんか!
下の左側がお湯を注いだものです。
「捨てなくてよかった!」と思った瞬間でした。
今では時々フルーツティーなど温かい飲み物を注いで手品を楽しみながらいただいています。
次は、シェーンブルン宮殿のクリマのマグカップ。
雪の降るシェーンブルン宮殿とそこに遊ぶ動物たちがいかにも冬です。
こちらには、お湯を入れると絵が変化するような細工はなく、シンプルでさわやかなマグカップでした。
同じシェーンブルン宮殿で買ったマンナーのウェハース。
マカダミア・ナッツの風味がとても美味でした。
こちらは、職場におみやげで買っていったマンナーのチョコレート。
絵柄はこれも含めてクリスマス物が3種類ありましたが、これ以外はあげたり食べたりしてしまいました。
3月のイースターの時はウサギやタマゴが活躍していましたから、その季節ならではの風物詩ですね。
次は、聖ペーター教会の近くにあるチョコレート店「レシャンツ」のチョコレートとシシィが好きだったスミレのお菓子です。
妻が家用と友達用に買ってきたものです。
下がお店の写真です。
レシャンツは元ボタン屋さんでゆったりした雰囲気の小さくて素敵なお店でした。
次は、おなじみのカボチャの種。
2019年の初のウィーン旅行の時、カフェで食事前の「お通し」にカボチャの種が出てきたのに驚き、美味しかったので毎回大量に買って帰ります。
写真で見ると分かるとおり、スーパーSPARで買ったものです。
これはプレーン。このほかにソルト味もあり、その方が食べやすいですが、プレーンの方が健康に良さそうです。
わが家では夕食前の軽いおつまみとしていただいています。
妻は親しい友達へのおみやげにもしていましたが、楽しんでもらえたかな。
次はフルーツ・ティー。
下の写真右はデンメア、真ん中はハース&ハースの「プンシュ」です。
両方とも本店に行ってきました。
クリスマス・マーケットで私が飲んでいた「プンシュ」はフルーツが入ったお酒ですが、フルーツ・ティーの「プンシュ」はごろごろのドライフルーツにお湯を注ぐものですから、妻が飲んでいた「キンダー・プンシュ」(子供向けプンシュ)と同じようなものではないかと思います。
クリスマスらしくて美味しいフルーツ・ティーを家でも楽しんでいます。
写真左は、「ウィーン・フォーエバー」というデンメアのお茶です。
初回旅行の時に知り、夫婦で大好きなのですが、なぜか空港にしか売っておらず、オンライン・ショップも空港受け渡しのみのようで、ウィーン本店の店頭にもありませんでした。
今回はウィーンに夜遅く着いて朝早く帰るので、空港で買う間がないなあと思っていたのですが、なんとナッシュマルクトのおみやげ物屋さんの棚に並んでいるではありませんか!
やったー!と喜んで買ってきました。
こんな感じのお店の棚に何気なく「ウィーン・フォーエバー」が置いてあったのを見てびっくりしました。
ナッシュマルクトで買ったものをもう少し。
一つは、スパイスです。
ナッシュマルクトにはスパイスを山のように置いた店があり、妻がよく作るカレーとリゾットのスパイスを買いました。
カレーやリゾットを作る時に最後の仕上げに入れると一味違います。
特にリゾットは入れ過ぎるとくどくなりますが、適量を入れると風味が増し、美味です!
ナッシュマルクトでは、アプリコット、アプリコットのタネ、カシューナッツも買ってきました。
帰国してすぐに食べてしまいましたが…。
肉厚のアプリコットと大型のカシューナッツの美味しさ!
アーモンドのように香ばしいアプリコットのタネは初めて食べてすっかり気に入りました。
試食させてもらい、美味しさを確認して買ってきました。
いまや食べてしまって写真がないので、売っているときの写真を下に。
正面中央の「Mandel」というのが多分アーモンドで、その後ろの「Marillen」というのがアプリコット、その横の「Marillen Kone」というのがプリコットのタネのことだと思います。
アプリコットを「Marillen」と言い、タネを「Kone」と言うのはオーストリアあたり独特の表現らしく、ドイツ語にも方言がいろいろあるようです。
飲み食いに関するおみやげで目立ったものはこんなところです。
芸術編では、ライムント劇場で「レベッカ」を見た際にプログラムとリブレット(ドイツ語の台本)を買ってきました。
ドイツ語の台本読んで分かるの?ときかれれば当然NOですが、ミュージカルの台本が売っているって日本ではないよね、と言いながら面白がって買ってきました。
日本ではプログラムを買う人が列をなすのに、ここでは買う人が殆どいなかったのも違いを感じました。
観劇記はまた後で書きますが、若い人たちがスマホ見ながら気楽に観ていたのと、終わった後、劇場前で多くの人がたむろして語り合っていたのが印象的でした。
なお、自分へのおみやげとしてこれまではオーストリア・ワインを買ってきましたが、今回は手荷物の重量削減と帰りのフランクフルトでの乗り継ぎ時に面倒なため、空港でワインは買いませんでした。
そのかわり、スーパーSPERのおすすめ品であまり高くないものを買ってホテルで飲みました。
ウィーン産の白ワインで、部屋に冷蔵庫はありませんでしたが、二重窓の間に置いておくと適度に冷えて、美味しくいただけました。
帰って銘柄を調べてみると、「ツァーヘル」というのは日本にも輸入されているホイリゲ・ワインの草分けだそうです。
二重窓の間で冷やされたツァーヘルです。
ツァーヘルはウィーンのあちこちにブドウ畑を持ち、直営のホイリゲ(居酒屋)はシェーンブルン宮殿の南西あたりにあるようです。
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今回は、前置きの第2弾として、おみやげに焦点を当ててウィーン旅行を振り返ってみました。
旅行後にブログを書こうとして「アプリコットのタネはドイツ語で何という?」「ツァーヘルって有名なワイン?」等々を調べると、そこからまたまた広く深いオーストリアの自然や歴史を感じることができ、寒くも楽しかった日々の記憶がよみがえってきました。
次回は、いよいよ本文に入るか、ハプスブルクの馬車博物館や家具博物館といったちょっと珍しい博物館に行ってきたので、そのあたりを前置き第3弾として書くか、考えたいと思います。
ゆるゆると書いていてなかなか旅行記本文に入らずにすみません。
【今日のBGM】
ブルックナー ピアノ曲集
マルコヴィナ(ピアノ)
・ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでブルックナーの「カドリール」が演奏され、その原曲がピアノ連弾曲だと聴いて、原曲のCDを買いました。
・ブルックナーの作品は今でも新たに(断片等が)発見されるのか、このCDにはブルックナーの作品番号である「WAB」番号が付いていないものがあったり、「世界初録音」が13もあったり、未だに現在進行形なのは面白いですね。
・実際に聴いてみると、作曲時期が早いせいもあり、ダンス音楽のような軽いノリの曲が殆どで、リンツ近郊のホイリゲ(居酒屋)で一杯やりながらピアノを弾いていた姿が目に浮かびます。
・ただ1曲だけ、「Erinnerung」(記憶)という曲は、1868年(第1交響曲完成後)というピアノ曲としては遅く作られた曲であり、交響曲や宗教曲のような深みを感じさせます。
・特に後半部分には、第4交響曲のフィナーレコーダや第5・第7交響曲のアダージョに登場するモツレクの「ラクリモーサ」に似た天に昇るようなフレーズが現れ、ブルックナー・ファンの心をキュンとさせてくれます。
・今年生誕200年のブルックナーは、このブログでこれからいろいろ取り上げていきたいと思います。
















