秋晴れの本日は、こちらの展示を観賞する為に八王子の創価大学へ。

第九交響曲誕生200周年。ベートーベンの生涯と作品に対する理解を深める学びの機会に胸を高鳴らせて広大なキャンパスを散策。

ベートーベン没後の、1827年に彼の部屋で発見された有名なハイリゲンシュタットの遺書は復刻版で展示されていて、遺書という名のベートーベンの音楽家としての決意表明を目の当たりにして苦悩を突き抜けて歓喜に至れとのベートーベンの生き方に勇気づけられるような思いになりました。


創大創立者の池田大作先生は、終戦直後の貧しい青春時代にベートーベンのレコードを擦り切れるまで聞いて、ベートーベンを論じた名著をひもとき、ベートーベンをテーマとする多くのエッセイやスピーチを遺されたそうです。

創立者の言葉

労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる

写真撮り忘れましたが展示されている中央教育棟のエントランスホールにはグランドピアノが設置されていました。通常授業のある昼休みに自由に弾けるピアノとのこと。学業に励む学生さんたちが昼休みになるとグランドピアノを演奏されている姿に思いを馳せながら会場を後にしました。