こういうご時勢なのか・・・創価学会に対する風当たりが強いような気がす
る。私は自分が創価学会だと公言しているので非難・中傷はいつでも受ける
が信教の自由はあるし布教の自由もあるはず。それこそ草創期の頃は貧乏人
と病人の集まりだと言われてさんざん馬鹿にされた弱小集団だった。
当時、有力宗教団体はいくらでもあったし創価学会などという弱小集団はい
つ潰されてもおかしくない状況があった。別に卑怯極まりない手段や姑息な
手段を使って勢力を拡大したわけでもなんでもない。
会員一人一人が紆余曲折を経ながらもさんざん苦労した挙句、正々堂々と今
日の創価学会を築き上げただけのことだ。公明党の前身である公明政治連盟
も当時は誰もが泡沫候補でしかないという見方だった。票確保のために住民
票移動しているというデマまで流された。むしろ悪条件の中でそれらを打ち
破って今日の公明党が作られた。あるヘルパースクールがある。他党は取り
あえず一回くらいは視察にくるというが公明党議員は何回となく詳細を調べ
に訪れるという話だ。そこのスクール長はそれ以来、公明党支持者になった
。念のために言っておくがスクール長は学会員でもなんでもない。
実際に親身になって行動するから一つの結果として信頼されたのであって
文句を言われる筋合いはない。このような例は他にもいくらでもある。
政治力を使って学会に便宜を図ろうなどと考えている議員は一人もいない
し、便宜を図ってもらおうという学会員も一人もいない。
しかし世界的金融パニックを発端とする景気悪化が進行するに従い、学会員
に対する妬みなのか偏見が起きやすいのだろうか。学会員は自分の努力で
社会的実績を積んできた。(あるいは道半ばの人もいるが)それが何か
政治勢力かまたは学会組織そのものから特別待遇を受けているからうまい
こといってるんだろう、という声を耳にすることがあった。誤解も甚だしい
。宗教たるものはどの宗教でも骨格となるものがあって日蓮仏法を根本と
している。他宗については間違いであるということも主張してきた。
キリスト教はバイブルが根本であり唯一絶対の神を立てる。神に同意しない
ものは地獄へ行くことになるというのがキリスト教の基本的な考え方だ。
クリスチャンでなければ天国へ行けないことになっている。排他的と言えば
排他的な考え方だが唯一絶対の神を立てている以上、当然の帰結になるだ
ろう。何の理屈もなしに他宗を否定するのではなく、整然とした理論が
あって初めて結論として他宗を認めないのであってそれが寛容でないとい
うならまず主張内容をじっくり聞いて吟味してみればいい。その程度の
作業もせず学会はけしからんなどというのは宗教認識に対する怠慢としか
言いようがない。不当な行為を働くわけでもなく暴力行為に訴えるわけでも
なくとことん話し合いましょうというスタンスには変わりない。
議論が面倒な人が宗教は何でもいいというならクリスチャンは激怒するだ
ろう。世界的規模のカトリック団体と創価学会と対話を含めた交流が
続いている。「認識せずして語ることなかれ」とは至言だと思う。
ブログでっす
