誰が何と言おうと、日本アカオルデミー賞の授賞式が2日のたった今、小さなマンションでしめやかに執り行われた。
受賞リスト
◇作品賞◇
『奇跡』
・スタッフ、キャスト、物語、演出、全てが最高。言うことなしの2011年日本ベスト映画。何故こんなに過小評価(というか取り上げられてなさ過ぎ)がほんとマジびっくりするほど論外な超感動作。この”ものすごく短くてありえないほどド直球”なタイトルに込められた意味を知るとき、きっと全あなたが泣く!
◇長編アニメ賞◇
『映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団』
・前作のび太と鉄人兵団が放映されたのが1986年。つまり「天空の城ラピュタ」と同年の作品のリメイク。前作からのマジかよと思う改編もあれば、現代風にリアレンジされた泣き所も満載。まさかあずにゃんよりボーリングみたいなヒヨコにペロペロしたくなる日が来るとは思わなかった。バンプの曲もものすごく感動的でありえないほどマッチしていた。
◇監督賞◇
山下敦弘監督 『マイバックページ』
・『リンダリンダリンダ』のあの焦燥感そのままに妻夫木が、松ケンが、その他もろもろが、その時代にいた人かと思うようなリアルなキャスティングでハッキリ言ってずっとワクワクしなくちゃいけない映画。エンディングで流れる奥田民生と真心ブラザーズのボブディランのカヴァーも今年の邦画で一番カッコいい主題歌受賞しちゃっていいです、はい今受賞!
◇主演男優賞◇
森山未來 『その街のこども 劇場版』
・下に同じ
◇主演女優賞◇
佐藤江梨子 『その街のこども 劇場版』
・文句無し。『八日目の蝉』の井上真央って周りの永作博美とか見てわかる通り、全体の演技が高い状態だったってだけの話でつまり監督の手腕でしょう。(勿論それに本人のポテンシャルが順応したのだろうけど) もっと個人の演技に言及して評価すべきなのはこの映画で「素」なのか「演技」なのかわからないギリギリのところでフィルムに収まりきった二人でしょう。
◇助演男優賞◇
でんでん 『冷たい熱帯魚』
・それ以外に思いつかないくらい最高にインパクトある怪役を演じていました。あんなおじさんがめちゃくちゃ怖いっていうあのキャラクター造形、やりすぎって言われてる園子温監督に全日本が震えた!
◇助演女優賞◇
小池栄子 『八日目の蝉』
・『探偵はBarにいる』の小雪もなかなかな名助演っぷりだったんだけどそれでもやっぱりこの小池栄子は神がかってた演技だった。いつもテレビで見る小池栄子とは180度違う、ちょっとマッドな役柄に「ほんとにあのテレビで見てる勝気な感じのつまんねープライド持ってそうなグラドル出身の人かよ」と思ってしまいました。もうほんとにすごかった、今まで過小評価してすみませんでした。
おわり
アカオルデミー賞
出典: フリー百科事典『ズキペディア(Zukipedia)』
アカオルデミー賞(あかおるでみーしょう、Akaorudemy Awards)は、映画の健全な発展を目的に、キャスト、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための非常に名誉もなく偏見に満ち満ちた映画賞のこと。
アカオルデミー賞は1年間にスズキカオルの周辺内の至極特定な地域で公開された作品を対象に選考され、また映画産業全般に関連した業績に対して授与される。なお、テレビ中継は無いがいつか軍団カオルのラジオで放送され(れば良いと思ってい)る。ちなみに発音は『アカ「オル(大声)」デミー賞』である。これは某有名かつ名誉ある賞と間違えられないように区別するためである。
2011年度に於ける受賞者(及び作品)は以下となっている
◆主演男優賞 スティーヴ・エヴェッツ『エリックを探して』
◇「え!こいつが主人公!?」と思わせる映画に意外とアタリが多い。最近だと『第9地区』『息もできない』『ソーシャルネットワーク』など挙げればキリがないのだが、この映画における彼もまたそんな一見潜在的なスター性の持ち合わせていない「主人公」である。周りを巻き込みながら自分の力(=できること)に目覚めていく完璧な主人公である。ちなみに劇中別れた妻が、今作一番の推しメン。
◆主演女優賞 ラプンツェル『塔の上のラプンツェル』
◇満を持して送り出されたディズニー・クラシックス第50作目の主役に抜擢されたのは初の3Dで描かれたプリンセス。過去作『プリンセスと魔法のキス』では黒人初プリンセスを、その前『魔法にかけられて』では実写初のプリンセスを丁寧に踏襲した現代的なコメディエンヌっぷりにはもはやプリンセスストーリー=女の子の為の映画では無くなった。その域を脱した彼女の功績と今までのCGキャラクターよりもより生き生きとした彼女(特に髪)は本当に名演技だった。ちなみに日本語版のラプンツェルの吹き替えをしょこたんこと中川翔子が、今作一番の推しメン。
◆助演男優賞 でんでん『冷たい熱帯魚』
◇日本で『ダークナイト』のジョーカーを見れる日が来るとは思わなった。いや、厳密に言えば『重力ピエロ』での渡部篤郎はたしかに狂人だった、けど主人公の主演感まではかっさらう事はできなかったししなかった。そんな極悪非道をやってのけたのがジョーカーであり村田(でんでん)である。ちなみに二人とも狂人ではあるが圧倒的に違うのは、ジョーカー演じるヒース・レジャーは、テライケメン。
◆助演女優賞 エレン・ペイジ『スーパー!』
◇ドラッグ漬けになり悪党に妻を奪われたダサすぎる主人公のフランクはテレビで見た子供たちを指導するヒーローに感化され自前のコスチュームを着て「クリムゾンボルト」と名乗り・・・特に何の特殊能力も無いので家にあった工具を使い片っ端から悪(と呼ばれているもの)をぶん殴っていく。そんな物語の主人公を支える相棒ボルティは、とにかく危なすぎる女の子。「あいつ!絶対悪いやつ・・・なはず!」という感じで超ワクワクしながら危ないことをしていくエレン・ペイジが彼女の前作『ローラーガールズダイアリー』とはまた別のキラキラが見えてくる。ちなみに悪党役を演じるケヴィン・ベーコンの画面から漂ってきそうな男の色気も良いが、ドラッグに漬かっちゃう妻のリヴ・タイラーが、今作の一番の推しメン。
◆作品賞 『その街のこども』
◇今年この映画を観るか観ないかでその後の数年間の生き方が変わると思う。震災から15年後の神戸を舞台に、偶然出会った二人の男女がお互いに持っていた「あの時の記憶」を少しずつさらけ出していく物語。森山未來と佐藤江梨子という神戸出身の二人が役を演じるためドキュメンタリーとフィクションの乖離性が非常に曖昧であり主演の二人も演じているのか素で話しているのかわからない点などを見ていると先の震災を絡めて想起せずにはいられず非常に複雑な気持ちになり涙が出る。ちなみに劇場公開は1月であった事も偶然にも複雑である。
◆監督賞 マシュー・ヴォーン『Xメン ファースト・ジェネレーション』
◇『キックアス』の監督が放つ、映画としての出来が良すぎる作品。最高といえばいいのか完璧といえばいいのか、過去『Xメン』のシリーズ作を見たことの無い人ほどオススメ。またアメコミものはちょっと・・・と敬遠しがちな人も心底満足して見られる映画としては『ヘルボーイ』『ヘルボーイ ゴールデンアーミー』と互角か上をいく最高傑作。音楽も良いんだよね。ちなみに新ミスティーク役のジェニファー・ローレンスも異常な可愛さがあるが最近InRed系の大人可愛い女性に興味がある自分にはミュータントたちにひたすら巻き込まれちゃうローズ・バーンが、今作一番の推しメン。
◆歌曲賞 くるり/奇跡『奇跡』
◇この映画は本当に良い。もう、本当に良い。詳しくはレビューに書いたのでそちらを見て欲しいのだが、この映画におけるこのうえない絶妙なタイミングで流れるのがこの曲。この曲、菅野美穂のチオビタでもお馴染みだったのでCMの曲だろ感があったのだがこちらを見たら思わず「あーいつものきみはー」と歌ってしまう病が発病したのは言うまでもない。ちなみに物語において非常に重要な女の子母親役を夏川結衣が、私的ベスト3に入るフジテレビのドラマ『人間の証明』以来の好演で演じており、今作一番の推しメン。
というわけで最後に今年の見た映画の中でベスト15とワースト15を発表します。
※何度も言いますが個人の主観に基づく審査基準です。当人はクソと思っていますが別の人が見れば名作と感じることもあるでしょう。
◆ベスト15
(キミと夏の終わり将来の夢大きな希望忘れな云々って位最高の映画たち)
15.『恋とニュースのつくり方』 ◇ラブコメ。※但しラブ無し
14.『探偵はBarにいる』 ◇安定した面白さ。これ以上何も求めない
13.『キッズオールライト』 ◇母性と家族を考える傑作 クール編
12.『エンジェル・ウォーズ』 ◇革新的な比喩と音楽のヲタク(≒Nerd)
11.『スコット・ピルグリムVS邪悪な元彼軍団』 ◇楽し過ぎワロタ
10.『エリックを探して』 ◇アガる!W杯的なお祭り映画
9.『イップ・マン 序章』 ◇カンフーアクションが大好きになりました
8.『その街のこども』 ◇生きる事に真撃に向き合わされた
7.『マイ・バック・ページ』 ◇あの感動をあの情熱を遺伝子に刻もうか
6.『塔の上のラプンツェル』 ◇万人が楽しめるってすごい
5.『八日目の蝉』 ◇母性と家族を考える傑作 シリアス編
4.『奇跡』 ◇あーなるほどそういう奇跡なのね、それは確かに奇跡だわ
3.『Xメン ファースト・ジェネレーション』 ◇退屈が一度もない贅沢
2.『ブルーバレンタイン』 ◇あれ、何でこんなにこの花火は綺麗なの?
1.『スーパー!』 ◇最初から最後まで全部好き過ぎ!
◆ワースト15
(怒ったりがっかりしたり吐き気したりした映画たち)
15.『劇場版 神聖かまってちゃん』 ◇監督に期待しすぎた、割と普通
14.『映画 けいおん!』 ◇あの部分にあれが無い事に心からがっかり
13.『メタルヘッド』 ◇キャスト好きな人ばかりなだけにがっかり
12.『トロン:レガシー』 ◇映像がカッコいいー!・・・だけ
11.『イップ・マン 葉問』 ◇前編から後編への半端ない失速度
10.『アイアムナンバー4』 ◇はいはい期待した私の完敗です
9.『未来を生きる君たちへ』 ◇問題提議が曖昧で着地が甘過ぎ
8.『ワイルド・スピード4 メガマックス』 ◇特に車好きじゃないので
7.『ステキな金縛り』 ◇映画というか舞台というか単発コント
6.『漫才ギャング』 ◇石原さとみはそんなビッチじゃありません
5.『ツーリスト』 ◇観光映画。アサシンクリード好きな人にはオススメ
4.『プリンセストヨトミ』 ◇何も面白くない
3.『魔法少女を忘れない』 ◇全魔法少女に謝ってください
2.『冷たい熱帯魚』 ◇気持ち悪いので名作だろうが嫌い。監督は大好き
1.『スプライス』 ◇観ないでください。『ミスト』級の衝撃的絶望!
というわけで、異論は受け付けません。(笑)だってかまってちゃんもけいおんも三谷幸喜も品川庄司も綾瀬はるかも好きな人たくさんと思うし!よって私の、ほんとに一個人の主張としてどうか温かく受け取ってください。あ、ちなみに映画というジャンル以外で言えば、今年良かった
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』
漫画『25時のバカンス』『みかこさん』
本『オスカー・ワオの短くも凄まじい人生』『サイゼリヤ革命』
でした。
ということで(どういうわけなのか)、洋楽編も昨日の夜駆け足で作りました。
ロックが守備範囲なのでそこからの選出が多めですが、どうぞ!
『K(aoru) S(pecial) R(ecord) A(wards) 2011【洋楽編】』
◆ベスト新人部門
『Love/Foster The People』
◇2012年に来日も決定!MGMT以来の衝撃とも名高い今年の本命バンドをチェックスしました。
◆ベスト主題歌部門
『Love Love/Take That』
◇今年のベストアメコミ映画と言えば、はい、そうです「エックスメン ファーストジェネレーション」ですね。ほんっとに面白かった。イイ映画は真似したくなる、ということで今年の主題歌はこれでしょう。映画を見終わった後何度このPV再生したか覚えてない。
◆ベストエロカッコいい部門
『Get Back (Asap)/Alexandra Stan』
◇聞けばわかるエロカッコよさ!ちょっとポップすぎる?今年を代表するハリウッド女優ジェニファー・ローレンスは思春期の女の子独特の面倒くささ(ポップさ)を表現できてたからスターダムにのし上がったんだよ! 多分!
◆ベストデュエット部門
『Hits Me Like A Rock/Cansei De Ser Sexy』
◇ラブとギレスピーの相性!っていうかPrimal ScreamもCSSも大好きな自分にとってこのコラボはとてつもなくこのうえなく喜ばしいことなのです。
◆ベストやっぱりカサビアンは裏切らないんだね部門
『Days Are Forgotten/Kasabian』
◇カサビアンの新譜はやっぱりしっかりブリットレジェンドたちの歴史を辿るようにサイケ!彼らのお兄さんたち(ノエルとリアム)が大変な時でも、いつものグルーヴは健在でした。(笑)
◆ベストUSでもUKでも無いアーティスト部門
『Galope Rasante/Mariana Aydar』
◇サンパウロのミュージシャンらしい、サンバ、ダブ・ビート、ラテン・ソウルもごった煮のリズムに完全にペース持っていかれます。(笑)
◆ベスト眠れる部門
『Crystalline/Bjork』
◇今回のビョークの最新アルバム自体完璧な出来で、寝る前とかに聞いたらドリエルいらないくらいドリームウェルな心地を味わえる素晴らしい作品なんだけど、特にこの曲後半の前衛的な打ち込みはすごい。キャッチーにならないようにわざと外してるのかな?やっぱりビョークは人間じゃない。
◆ベスト今年最もカッコよかったバンド部門
『Prytania/MuteMath』
◇ハマッた!超カッコいい。
◆ベスト英国の音楽メディアが今年の大型新人としてこぞってプッシュしていた部門
『If You Wanna/The Vaccines』
◇最大の皮肉を込めて言わせてもらえば、真新しさが無い!アークティックモンキーズ以来の衝撃らしいが、実際そうでもない気がする。ザビュー的な、ケイジャンダンスパーティ的な、いわゆる予測できたUK新人路線。次のアルバムでさらに進化してくれることを祈ってチェックスしておきます。
◆ベストはっきり言って解散してよかった気がする(前編)部門
『Millionaire/Beady Eye』
◇いまさら改める必要もありませんが、「元」oasisのリアム・ギャラガーが兄のノエル・ギャラガー脱退後に残ったoasisメンバーと組んだ新バンド。随所にリアムの大好きなジョン・レノン崇拝が散りばめられていてUK好きには非常に聞きやすい作品。こんな感じに言っちゃってますが、oasis大好きだった自分にとっては勿論このアルバムも「どストライク」でした。
◆ベストはっきり言って解散してよかった気がする(前編)部門
『The Death of You and Me/Noel Gallagher's High Flying Birds』
◇で、こっちが脱退した兄ノエル・ギャラガーのソロ作品。oasisのほとんどの楽曲を作っていただけあってやっぱりノエルのoasisの曲を聞いているという感じ。リアムとノエルどっちのボーカルを選ぶかの論争は、『Don't look back in anger』と『Wonder wall』(むしろ『Songbird』?)を選ぶ議論に発展しそうな究極な選択なわけで、解散を機にこれからの二人の楽曲展開の行方が気になって仕方ないです。
◆ベストレジェンドの復活部門
『Satisfied/Tom Waits』
◇トム・ウェイツって役者やってるイメージしかできなかった自分にとっては、聴いた瞬間にカッコよすぎて衝撃で震えました。(笑)ちなみに映画『ドクターパルナサスの鏡』に出てくる悪魔の人ね。
◆ベストいつもと違うイメージすぎてビックリした部門
『Even You, Brutus?/Red Hot Chili Peppers』
◇レッチリがピアノで、フリーのベースにアンソニーが跳ねずにライミングするっていうちょっと変わったスタイルが面白かったので選びました。ちょっと良い意味でレイジ風味でした。
◆ベスト完全に名前で選んでしまった部門
『The Road to Rome/School is Cool』
◇タイトルも歌詞もバンド名もサウンドも茶目っ気があるのに、なんと男性ボーカル。いわばdeerhoofの男版みたいな、小悪魔系バンド。小悪魔な男ボーカルって、と思ったけどなかなか面白い音の作り方してます。
◆ベスト今までコールドプレイ嫌いだったけど部門
『Every Teardrop Is A Waterfall/Coldplay』
◇この曲は良い。コールドプレイってなんか優等生な曲ばっかりで泥臭さというかクセがないと思っていたのですが、この曲はなんとその優等生な音作りを極めに極めていて、もはや洗礼されているレベル。ここまで正攻法な音の重ね方されたらもう好きになるしかなかった。(笑)
◆ベスト洒落オツ部門
『Then It's Over/Electric Empire』
◇アーバンソウル!この人たちの曲全曲洒落オツでした。洒落オツな音楽に悩んでいる人には間違いなく、「Electric Empire」!これはモテる!(笑)
◆ベストピースフル部門
『Piledriver Waltz Arctic Monkeys』
◇アルバム毎に進化していくアークティックモンキーズ。の、今回はすっごい優しい部分だけをもぎ取ったような曲ばかりのアルバム。ロックバンドで「優しさ」って表現できないよ普通。さすがビートルズ以来の大物バンドは違うわ。
◆ベスト今年の一枚を選ぶならAlex Turnerの『Submarine』部門
『Hiding tonight/Alex Turner』
◇↑そんなすごすぎるバンドアークティックモンキーズのボーカル、アレックス・ターナーが映画サントラ用に書き下ろしたアルバム『Submarine』が今年のナンバーワンです。聞けばわかります、優しすぎます。完璧です。
◆ベストエンディング部門
『Ramona/Beck』
◇映画『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』のエンディング。途中の楽曲もベックが歌っているなんて気づかなかったくらい映画にマッチしていて見入っていた。実はものっすごい名曲。
◆ベスト今年一番聞いたアーティスト部門(※発売はギリギリ今年ではない)
『Kiss It Goodbye/Hannah Montana』
◇やっぱり『ハンナ・モンタナ』!今年は自分の中で完全にブームでした。声カッコいい、音キャッチー、キャラ(設定)面白い。こんな完璧なアイドルがいるなんて、やっぱりアメリカ。っていうかディズニーってやっぱり力強い。
完
つづき
『K(aoru) S(pecial) R(ecord) A(wards) 2011 disc2【革命編】』
◆ベスト○○○feat.×××みたいやつですごいのあったよ部門
『Sunday feat.土岐麻子/TOKYO No.1 SOUL SET』
◇カッコよすぎ。土岐麻子の声がはじめて艶っぽいと思えたまさに革命編のスタートに相応しい超名曲。
◆ベスト復活おめでとう!部門
『セックス/岡村靖幸』
◇説明必要なしのアレンジ力!セックスのカッコよさについて説いてくれました。個人的に今年は岡村再ブームだった。
◆ベストニコニコ動画出身部門
『ローリンガール 風林火山編/remix by acane_madder』
◇すごくカッコよかった。他ノミネートは、アンダンテ/歌うキッチンなんかも良かった。
◆ベスト演歌・歌謡曲の隠れた超カッコいいやつ部門
『釜山発/前田有紀』
◇ここも何気に激戦。サビが「アンニョン さよならは言えないままにそっと消えていく」って、カッコよすぎでしょ。他ノミネートは、演歌なんて歌えない/カレン、二度目の操~セカンドバージン~/小野由紀子の「なんにもとりえはございませんが、この通り健康で長持ちいたします」っていう歌詞も最高でした。
◆ベスト何気ない日常発最高の幸せ行きの列車が発車致します部門
『明日と夢を/曽我部恵一Band』
◇曽我部恵一ではなく、ギターの上野智文がボーカルをとりとても良い具合に日常サイズの名曲が誕生しております。他ノミネートは砂男/THE ラブ人間。
◆ベスト菅野美穂とCMでもいいから近距離にいたいと思う部門
『奇跡/くるり』
◇東京の切なさ、バラの花の日常さ、黒い扉の神秘さ、baby I love youの優しさ、ジュビリーの壮大さ、くるりの良さがすべて詰め込んであるような集大成的な超名曲。
◆ベスト香里奈か上野樹里のCMのBGMでかかってそうなイイ曲部門
『君はスナイパー feat. MIRU/★STAR GUiTAR』
◇声が超可愛いしノリが超良いし最高じゃないですか。(高野政所的理論)つなみに★STAR GUiTARはポストRAM RIDERと呼ばれているほどの名トラッカー、チェックスするしかねぇわけです。
◆ベストREMIXが巧み過ぎてため息つくほど名曲でした部門
『DEPARTURES (Shinichi Osawa Remix)/globe』
◇あの名曲が超ラグジュアリーかつエモーショナルに刷新!さすが大沢親分だね。このアルバム他にもFPMとかRAM RIDERをはじめ名手揃いの超豪華globeハウスリミックスでした。
◆ベスト中田ヤスタカ部門
『I JUST WANNA XXX YOU/capsule』
◇Perfumeでも鈴木亜美でもできない事…そう、capsuleの魅力は中田ヤスタカの楽曲製作のジャンル幅とこしじまとしこのそれにどこまでも可愛く対応していくジャンル幅にあったはず!この曲でそれを再認識、CSS風味なエロカッコいいボーカルのこしこも可愛すぎる。
◆ベストヒイズミマサユ機部門
『プールサイド/高橋瞳』
◇東京事変の群青日和でそのカッコよさにドキドキしてしまった人にはたまらない楽曲のお誕生ですすーん。ちなみにこの高橋瞳のアルバムにはSupercarのナカコーも楽曲提供していてベストナカコー部門あげたくなった。これからも高橋瞳チェックすすーん。
◆ベストいしわたり淳治部門
『Ladies & Gentlemen/栗山千明』
◇もういしわたりの仕事人っぷりには言うことありません。豪華すぎる楽曲提供が半端じゃなかった栗山千明のアルバムにこっそりと仕事してるっぷりが流石です。
◆ベストやくしまるえつこ部門
『seventeen/Spangle call Lilli line』
◇※やくしまるえつこ部門とは、まつえつ級にキュートなボーカルとワンダーな世界観が絶妙にポップなバンドアーティストに贈られる賞です。ちなみに他ノミネートはDC7/フーバーオーバーでした。最後までどっちにしようか悩みました。
◆ベストRadioheadとかMy Bloody ValentineのオマージュとかしちゃうBOOM BOOM SATELLITESってやっぱ好きやねん部門
『All In A Day/BOOM BOOM SATELLITES』
◇最初RadioheadのPyramid Songなのかと疑うくらいの強烈なピラミッド感からのたまらなくアガる感じ。途中の重厚なシューゲイザー含め、タイトル含め、マイブラ大好きであることは間違いない!はず!とにかくこれは絶対Radioheadのオマージュ!はなず!ぜひ皆さんも検証してください。
◆ベストミスチルとチャットモンチーを足して割ったような感じなのに逆に個性ある奇跡のバンドを発見してしまいました部門
『柿ピー/Half-Life』
◇歌い方と曲作り具合がもろミスチル。歌詞の面白アイデア具合がもろチャットモンチーなのに、これを混ぜると不思議とひとつの個性になってる。カッコいい。このバンドの他の曲も聞きましたが、柿とピーというアイデアが最もチャットモンチーっぽかったので。実際チャットモンチーがカヴァーしても何の違和感も無さそう。
◆ベスト今年発売のアルバム一枚選ぶならYUKIの『megaphonic』です部門
『二人のストーリー/YUKI』
◇アルバムmegaphonicを一曲目から順々に聞いていくと、ちょうどこの曲からのYUKIが前半のメディア的ないわゆる可愛いYUKIから、生々しくも一人の等身大の女性的な魅力が全開のYUKIになっていくことに気づく。こんな風にアルバムの雰囲気を一枚でガラリと変えてもまとめてくるあたりがなんともレベル高いことしてくれる。そういった意味でも今年のナンバーワンアルバムに認定。
今年はこんな感じですかね。わかってはいましたが、やっぱり震災がアーティストに与えた衝撃は大きく反映されている印象。名作がどんどんと生まれた。
『K(aoru) S(pecial) R(ecord) A(wards) 2011 disc2【革命編】』
◆ベスト○○○feat.×××みたいやつですごいのあったよ部門
『Sunday feat.土岐麻子/TOKYO No.1 SOUL SET』
◇カッコよすぎ。土岐麻子の声がはじめて艶っぽいと思えたまさに革命編のスタートに相応しい超名曲。
◆ベスト復活おめでとう!部門
『セックス/岡村靖幸』
◇説明必要なしのアレンジ力!セックスのカッコよさについて説いてくれました。個人的に今年は岡村再ブームだった。
◆ベストニコニコ動画出身部門
『ローリンガール 風林火山編/remix by acane_madder』
◇すごくカッコよかった。他ノミネートは、アンダンテ/歌うキッチンなんかも良かった。
◆ベスト演歌・歌謡曲の隠れた超カッコいいやつ部門
『釜山発/前田有紀』
◇ここも何気に激戦。サビが「アンニョン さよならは言えないままにそっと消えていく」って、カッコよすぎでしょ。他ノミネートは、演歌なんて歌えない/カレン、二度目の操~セカンドバージン~/小野由紀子の「なんにもとりえはございませんが、この通り健康で長持ちいたします」っていう歌詞も最高でした。
◆ベスト何気ない日常発最高の幸せ行きの列車が発車致します部門
『明日と夢を/曽我部恵一Band』
◇曽我部恵一ではなく、ギターの上野智文がボーカルをとりとても良い具合に日常サイズの名曲が誕生しております。他ノミネートは砂男/THE ラブ人間。
◆ベスト菅野美穂とCMでもいいから近距離にいたいと思う部門
『奇跡/くるり』
◇東京の切なさ、バラの花の日常さ、黒い扉の神秘さ、baby I love youの優しさ、ジュビリーの壮大さ、くるりの良さがすべて詰め込んであるような集大成的な超名曲。
◆ベスト香里奈か上野樹里のCMのBGMでかかってそうなイイ曲部門
『君はスナイパー feat. MIRU/★STAR GUiTAR』
◇声が超可愛いしノリが超良いし最高じゃないですか。(高野政所的理論)つなみに★STAR GUiTARはポストRAM RIDERと呼ばれているほどの名トラッカー、チェックスするしかねぇわけです。
◆ベストREMIXが巧み過ぎてため息つくほど名曲でした部門
『DEPARTURES (Shinichi Osawa Remix)/globe』
◇あの名曲が超ラグジュアリーかつエモーショナルに刷新!さすが大沢親分だね。このアルバム他にもFPMとかRAM RIDERをはじめ名手揃いの超豪華globeハウスリミックスでした。
◆ベスト中田ヤスタカ部門
『I JUST WANNA XXX YOU/capsule』
◇Perfumeでも鈴木亜美でもできない事…そう、capsuleの魅力は中田ヤスタカの楽曲製作のジャンル幅とこしじまとしこのそれにどこまでも可愛く対応していくジャンル幅にあったはず!この曲でそれを再認識、CSS風味なエロカッコいいボーカルのこしこも可愛すぎる。
◆ベストヒイズミマサユ機部門
『プールサイド/高橋瞳』
◇東京事変の群青日和でそのカッコよさにドキドキしてしまった人にはたまらない楽曲のお誕生ですすーん。ちなみにこの高橋瞳のアルバムにはSupercarのナカコーも楽曲提供していてベストナカコー部門あげたくなった。これからも高橋瞳チェックすすーん。
◆ベストいしわたり淳治部門
『Ladies & Gentlemen/栗山千明』
◇もういしわたりの仕事人っぷりには言うことありません。豪華すぎる楽曲提供が半端じゃなかった栗山千明のアルバムにこっそりと仕事してるっぷりが流石です。
◆ベストやくしまるえつこ部門
『seventeen/Spangle call Lilli line』
◇※やくしまるえつこ部門とは、まつえつ級にキュートなボーカルとワンダーな世界観が絶妙にポップなバンドアーティストに贈られる賞です。ちなみに他ノミネートはDC7/フーバーオーバーでした。最後までどっちにしようか悩みました。
◆ベストRadioheadとかMy Bloody ValentineのオマージュとかしちゃうBOOM BOOM SATELLITESってやっぱ好きやねん部門
『All In A Day/BOOM BOOM SATELLITES』
◇最初RadioheadのPyramid Songなのかと疑うくらいの強烈なピラミッド感からのたまらなくアガる感じ。途中の重厚なシューゲイザー含め、タイトル含め、マイブラ大好きであることは間違いない!はず!とにかくこれは絶対Radioheadのオマージュ!はなず!ぜひ皆さんも検証してください。
◆ベストミスチルとチャットモンチーを足して割ったような感じなのに逆に個性ある奇跡のバンドを発見してしまいました部門
『柿ピー/Half-Life』
◇歌い方と曲作り具合がもろミスチル。歌詞の面白アイデア具合がもろチャットモンチーなのに、これを混ぜると不思議とひとつの個性になってる。カッコいい。このバンドの他の曲も聞きましたが、柿とピーというアイデアが最もチャットモンチーっぽかったので。実際チャットモンチーがカヴァーしても何の違和感も無さそう。
◆ベスト今年発売のアルバム一枚選ぶならYUKIの『megaphonic』です部門
『二人のストーリー/YUKI』
◇アルバムmegaphonicを一曲目から順々に聞いていくと、ちょうどこの曲からのYUKIが前半のメディア的ないわゆる可愛いYUKIから、生々しくも一人の等身大の女性的な魅力が全開のYUKIになっていくことに気づく。こんな風にアルバムの雰囲気を一枚でガラリと変えてもまとめてくるあたりがなんともレベル高いことしてくれる。そういった意味でも今年のナンバーワンアルバムに認定。
今年はこんな感じですかね。わかってはいましたが、やっぱり震災がアーティストに与えた衝撃は大きく反映されている印象。名作がどんどんと生まれた。
『K(aoru) S(pecial) R(ecord) A(wards) 2011』とは
私カオルが今年いいと思った邦楽曲を勝手に表彰しアルバムにして知り合いにあげるという非常に趣味の範囲の企画です。
というわけで早速いきます!好きなので、語ります!
『K(aoru) S(pecial) R(ecord) A(wards) 2011【disc1 野望編】』
◆ベスト男性ボーカル部門
『何もかもがうまくいかない日の歌/曽我部恵一』
◇歌詞が面白すぎて何度も聞いているうちに元気出てくる不思議。他、ファスナー(with桜井和寿)/スガシカオ、ネコさん/スガシカオもノミネートしていたが惜しくも逃した。
◆ベスト女性ボーカル部門
『女はつらいよ/二階堂和美』
◇この曲を聴いた瞬間全身に震えが奔りました。声が素晴らしすぎる。哀愁たっぷり1億%ボーカル。他ノミネートには、集まろうfor Tomorrow/YUKI、Night Rainbow ~Gymnopedies~/Azumi。
◆ベストフューチャリング部門
『Magic Hour Feat. さかいゆう/RHYMESTER』
◇カッコいすぎる!ほんと!!ありえないカッコよさ!さかいゆう好きにはたまらない突き抜けたボーカルに二人のラップが巧い。あとDJJIN作曲の映画的世界観も、耳を貸すべき!
◆ベストカヴァー部門
『Tonight, the Night/BONNIE PINK』
◇ここに来てセルフカヴァーというまさかの受賞。原曲でも十分に洒落オツなのに…この極まった感がさすが。他ノミネートは、ワールズエンドスーパーノヴァ/安藤裕子も意外過ぎて衝撃的だった。
◆ベスト洒落オツすぎる大型新人部門
『エンプティエンプティ/カクイミク』
◇プロデュースがあの国産洒落オツ音楽の至宝大橋トリオというすごい女の子。アルバム全体的にスルメ曲多くて今度も非常に期待できる大型新人。ORANGE PEKOE、EGO-WRAPPING好きにはたまらない力強い女子力のあるボーカル。
◆ベストポップソング部門
『DISCOTHEQUE/MEG』
◇かわいい!あえてカヴァーに入れなかったのは、これはもはや別の曲だから。
◆ベストラップソング部門
『そしてまた歌いだす/RHYMESTER』
◇歌詞が素晴らしい。震災が起きて某有名ラジオ番組(某深夜の馬鹿力)でいち早くこれがかかったというのが非常にうなずける。
◆ベストロックンロール部門
『I LOVE YOU/a flood of circle』
◇カラオケ館で流れていてPVのセンスの良さと若き頃のチバユウスケ的なボーカルに惚れた。これ確かいしわたり淳冶プロデュースだった気がしたけど、今はどうなのかな。
◆ベスト今年最も美男ですね(イケメンすぎた)バンド部門
『WONDER WONDER/SHERBETS』
◇ベンジーの作る曲って何でこんなに夢があるんですかね。寝る前に聞いたら良い夢うとうとしそう。そしたらベンジーにグレッジでぶってもらおう。
◆ベストアイドルソング部門
『少女たちよ/AKB48』
◇今年はここは結構激戦だった。なんといってもAKBの岩井俊二監督によるドキュメンタリーを見てそれのエンディングがこれだったこと。この曲聴く度にAKBの凄さを再確認する。ちなみに他のノミネートはSND48/おねだりシャンパン、がんばって青春/SUPER☆GiRLSも良かった。岩井俊二の勝利です。
◆ベスト映画主題歌部門
『その街のこども/阿部芙蓉美』
◇森山未來×サトエリの阪神大震災を舞台にしたバディ映画「その街のこども」の主題歌。阿部芙蓉美はドラマチックなCMの起用が多かったけど、映画でも阿部節炸裂してました。
◆ベストアニメ主題歌部門
『DEAR FUTURE by WATCHMAN feat.Yui Horie/coaltar of the deepers』
◇「輪るピングドラム」ED。この曲がすごい良かった。他ノミネートは『No.6』のOPでフルカワミキ×ナカコー×田渕ひさ子のスペシャルバンド、spell/LAMAでした。
◆ベスト今年の思い出の出来事(※今年発売以外の曲)部門
『やさしい気持ちで/superfly』
◇3.11が起きて一番聞いていた曲。その後ボランティア活動するときも一番聴いていた曲。歌詞がとにかく良い。
◆ベストカラオケで一番歌った曲(※今年発売以外の曲)部門
『裏切りの夕焼け/THEATRE BROOK』
◇アニメ『デュラララ!!』を見た影響。カラオケではぜひアニメ映像にすべきだと思う。
◆ベストで、結局今年を代表する一曲を選ぶとしたらコレ部門
『MY MORNING PRAYER/山下達郎』
やはり今年のリリースされているアーティストはみな震災を経て自分なりのメッセージを載せてきた楽曲が大半だった。その中でも普段どおりのクオリティの高さのまま、日常のありふれた言葉で小さな祈りを歌う本物のアーティストこそ、山下達郎である。
後編につづく
ブログを始めました。
みなさんよろしくおねがいいししします。←緊張の現れ
タイトルは自分の大好きな映画からの引用。
周り、転がりながら成長し続ける自分ですとかいう深い意味合いはございません。
んでは、頑張ってかきます。アメーバブログ、慣れなイイネ!
みなさんよろしくおねがいいししします。←緊張の現れ
タイトルは自分の大好きな映画からの引用。
周り、転がりながら成長し続ける自分ですとかいう深い意味合いはございません。
んでは、頑張ってかきます。アメーバブログ、慣れなイイネ!