木の幹と見える部分は
実は幹が朽ちた後に根元から伸びてきた枝が成長した姿でもある
強い生命力で健気に咲くその姿は
奈良の都からはるばる美濃までやってきた中将姫とシンクロする
この桜の花は花弁が20-30枚もあるということで
他に類を見ない
近くに寄って見てみると その可憐なつくりがよくわかる
中将姫の美貌を今に伝えてくれるようだ
中将姫の伝説もあって、
この桜に祈れば婦人病によく効くといわれる
そういったことから
願成寺にはご婦人方の参拝はもちろん、
仲睦まじく境内を散策する老夫婦を何組も見かけた
1200年もの間
中将姫の祈りを受けて生きてきた桜は
これからも世の女性たちの健康としあわせを願って
毎年春に姫の分身のような可愛らしい花を咲かせてくれることだろう



