今日、TBS系列(北海道はHBC)もしも富士山が噴火したら!?で放送されている番組を見て「有珠山噴火」も放送されていたので、有珠山の話を少し語りたい

洞爺湖町、虻田町、壮瞥町周辺に位置する活火山の有珠山は、約30年周期に噴火を繰り返している
私は1977年、2000年の有珠山噴火を経験しているが、1977年の噴火は、まだ記憶にはない時で、実際記憶にあるのは2000年有珠山噴火だ

この時は「有珠は活火山だから噴火するな」程度で、それがいつかは実際地元民でも、そこまで高い意識は持ってなかったくらい危機感はない状況
しかし、有珠山噴火の前兆である地震の活発が気になり、徐々にマスコミ関係が集まり始めた

そして、北海道大学名誉教授の岡田弘氏が「噴火は必ず起こる」と会見で話、周辺地域が一斉避難を開始
この岡田氏の決断こそが16.000人の命を救った
後に岡田氏は「有珠山の主治医」と呼ばれるなど、地元の方々は、岡田氏の名を絶対忘れないだろう
その中のひとりに私もいる、あの時、岡田さんが決断していなければ...きっと犠牲者は出ていたに違いない

そして...
2000年有珠山噴火から、今年で24年目
30年周期の有珠山噴火が、継続されていれば、そう遠くない日に再び噴火が起こることになる
2030年?いや、自然の事なので
それは分からないが、専門家は何かしらデータを持っているだけに、今後2030年までの6年間は注視したい

北海道大学名誉教授、岡田弘氏

地震もそうだが、予測は出来ても、正確な発生日時を想定することは今の時代でさえ不可能に近い
しかし、専門家がいることで、それを近い限り予測可能となる。それは、緻密なデータと量、研究の積み重ねだからこそ成し得ること

しかし「決断」するには、それに関して強い説得力が必要となり、例え空振りに終わっても、専門家の決断は、命を守る決断なのです。「なんだよ、何も起きないじゃないか!」と思えることは、災害発生しなかったことを意味する

「津波が来る逃げろ」と、最近は緊急地震速報の後に、津波が発生する時にテロップで流れ、指示ではなく命令として強めにアナウンサーが呼びかける姿勢は、その一分一秒が生死を分けるからだ、そんな時に河川敷や海を見に行く行為は、本当に危険であり、命を落とすことは完全なる自己責任であり、言葉を悪く言えば自業自得となる

どんな情報にも意味があり
それは、その地域に対しての「危機」
だからこそ、素早い行動をすべき状態にし避難するべきことなのです

岡田さんは、16.000人の命を未然に防ぎ
「噴火は必ず起こる」と決断する発言をした
こんな人にこそ、国民栄誉賞を贈るべき
一人の行動で16.000人を救い、犠牲者ゼロにしたのですから、これは本当に凄いこと

迷ったら逃げろ!

これこそが自身の決断だと忘れないでほしい
人が亡くなる姿こそ悲しいことはありません
それが、身内や親戚、家族でなくても...
阪神淡路大震災、東日本大震災を忘れないで
沢山の災害と犠牲者がでたことを忘れないで