Yes we can!!
何週間に渡るバトルを経て、今日、午後1時ごろ、待っていた結果が出ました。
Yes, we made it!! 結果が出た後、建物の外へ出たときの最初の叫び。
数週間に渡り、毎日のように書類に囲まれ、悩み、討論の繰り返し、繰り返しで、かなーりの時間とエネルギーが費やされました。ちょっとハリウッドの裁判映画の疑似体験をさせてもらったような感覚です。ドアを開けて外へ出たときは、裁判から解放され、ワーッという歓声に囲まれ、両手をあげてヤッターと言っている主人公を思い浮かべるほどの、うれしさと解放感、、、、。(またまた大げさな、、、
しかしながら、個人の問題は解決したものの、今回の件は非常に複雑です。これに関する、3点の問題点を挙げたいと思います。
1.社会主義のデンマークは、中国の極端な共産主義とは違い、国民は充分な社会福祉を平等に得られる権利があり、幸せ度はとても高いです。ですが、逆に捕らえると、頑張らなくとも利益が得られる、ので次第に競争心が失われ、どっぷりとぬるーいシステムに浸かってしまい、いろんな面で質が落ちます。今回の件も、そういうゆるい状態が重なりに重なって、大きな問題へと発展してしまいました。
2.今回はデンマーク内で、実際に民主主義制度は働いているのかどうか再確認することのできた事件でもありました。我々の小さな声が上まで届くのかどうか。今回、強力な協力を得ることで、上までボイスが届きましたが、それがなかったら、どうなっていかたは疑問です。
3.この件は実際、我々の手の届かないポリティカルなConflictでもあるのです。デンマークは、ヨーロッパきってのお堅いコンサバティブな国と知られていて、国家主義であり、頑固な排他主義の党派が存在するところでもあります。外国人をまったく入れたくないという、第2次世界大戦前かっというような考えも残っているのです。
こんなに温かい、心の豊かな人がたくさんいる国でもあるのに、ひじょーに残念です。
いろいろと考えることは山ほどありますが、今晩はロスキルダにあるおすし屋さんからテークアウト。家族でお祝いをしました。久しぶりに笑いの飛び交う(とびかう??)ディナーでした。心配をかけたみなさま、励ましの言葉をかけてくれたみなさま、本当にありがとうございます。眠いので、では、、、、。
