勝間和代さんの「金持ちになる読書法」から。

 

難しい。メッチャ難しい。でも、金持ちになれると信じて読んだ。

(いや、ぶっちゃけ途中撤退も悩んだけど、読書の練習としてガンバロウというのもあり、ですね)

 

実は、訳者解説がかなりいい感じなので、

積ん読している人は訳者解説をまず読むのがホントおすすめ!

 

あくまで「誘惑される理由がわかる」本ではなくて、それについてメチャクチャ考えまくった本、ぐらいに捉える方がいいです。ガチ学術書って感じなので。

 

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人は目先の誘惑になぜ負けるか。

→ヨロコビを効用量でなく主観で判断するから。

 

ex1;貧乏な時の一万円が超うれしい。リッチな時の1万千円よりも。

ex2;ギャンブルでの一攫千金は、意外性があって超うれしい

 

 

☆完全に効用で判断できるようになると、それはそれで不都合?

→生き物としての「しぶとさ」が失われる。主観的ウレシイを糧に明日も生きていける!

→退屈する。かつて1000万稼いだウレシイが、未来のそれ以下の収入に絶対勝てない。

→実は同じ手でもう一回1000万稼いでも、はじめて稼いだウレシイには勝てない。

    =つまんない、死にてえ!※

 

※)これを煎じ詰めると「やっぱりギャンブルは最高だぜ!」になるのですが、煎じ詰めるとドンドン煎じ詰めたくなり、早く死ぬので日常をちびちびじっくり生きよう、というのがギャンブル回避の筋立て。その「ギャンブル」自体が、目先の誘惑であり依存症を誘発するから、人間は常に宙ぶらりんで不安定なのですが……。

 

つまり、

【目先のことが超ウレシイのは(ゆえに自滅的行動をとっちゃうのは)生きていくしぶとさ、柔軟性と表裏一体】

 

 

→人間とはそーゆーもんなのだ!

私はこんな結論と読んだけど……合ってるのかな、もうちょい深い理解もありそうだが。

 

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じゃあ目先の欲望に負けないために、どうするのか?

 

1:報酬をまとめてイメージしてみる。「ドルコスト平均法は"10年で倍"」

2:社会的力を借りる、みんなに宣言する「複利はすごいと言い合う@勝間塾」「みんチャレ」「お金持ち

語を話すコミュニティに入る」

3:関心を操作する(手に入れづらくする、目に入りづらくする)

 

→定番ね、Youtubeでよく言われるやつ。やっぱ正論なのよ。

 

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で、ここからこの本、このブログならではのとこね!

 

4:自分の一貫性に関するインセンティブを高める。

「ここまで1年ドーナツを食べなかったんだから、ここでそれを変えるキモチワルサは、ドーナツを食べるキモチヨサに勝つよなー」→WIN!

 

実はこの3つ目の方法、『強迫観念』という言い方もある。

自分のコントロール方法はさまざまあれど、この『強迫観念』を選択的に、うまく使いこなせれば新しい。

経験や成長による自己コントロールは、「好ましい自己ルールの設定、強化」でもある。

 

→年をとって頑固になる=経験からくる、選択的強迫観念の形成

 

→ブレインロック→同上

→ブレインロックが外しがたいのは、本人を自滅的行動の誘惑から守るものだったりするから。

→いっぺんにロック外して借金とかメッチャしないように気をつけて外さないと。変化は少しずつ、やね。

 

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強迫観念とは言うけれど、良い嗜好のクセづけもとも言える。

 

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1番と2番の組み合わせに加え

うまいことブレインロックを、いいところにかけてあげると、最大利益を選択できるようになるのかも?

ex)複利の貯金はすごく得、複利の借金はすごく損。だから利殖。

ex)お酒を飲むと損、少しでも飲むともっと欲しくなる。だから飲まない

        (これは、個人的な体質、経験から学習して私が実践していることですが

 

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なんだか、ブレインロックを一部肯定するような、

とっても勝間塾的には旬じゃない(逆に旬な!?)結論になってしまったな!

 

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【作者の学術的発見、本書の学問ベースのキモ】

 

時間割引率を……

今までは割引率を指数曲線で考えてきたけど、「双極線」で考えるとしっくりくるからやってみ。

 

今1万、1年後1万500円なら今。時間割引率の感覚でこうなっちゃうから気をつけよう。

これが指数曲線で説明してきたこと。

 

指数曲線で言うと、

9年後1万、10年後1万500円なら9年後。

微妙じゃない? 大体この設問ならみんな10年後にできる気がする。

同じ1年なのに。

 

これ、双極割引率で考えると、

今1万vs1年後1万500、で今、

9年後1万、10年後1万500円なら10年後。

これが両立して説明できる。ゆえに時間割引率の問題は双極割引でかんがえるといいというわけです!

 

→学者じゃねえから、曲線とかどっちでもいいけど、まあそういうもんかな、たしかにね、

ぐらいの受けとめが正解。

 

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「酒を飲んだら20%の確率でアル中になる!  飲めば飲むほど欲しくなるから一滴も飲まない!」とか「借金やリボ払いは一気に金銭感覚が緩んでお金を使いまくるようになる。人間そういうものだから絶対やらない」とか。使える強迫観念を意図的に使って身につけるというのは賢いライフハック。活用します。