ちょっと期待外れというか、衝動買いしてしまったというか。
脳科学者である「茂木さんでしか書けない話」がほとんどなく、
社会科学の本や自己啓発系のYoutubeでさいきん言われている本の中身について、
茂木さんが「脳」というキーワードに紐づけて喋ってみた、というような本。
腸脳相関とか、1万時間の法則とか、遺伝の話とか。
隙間時間に気楽に読むエッセイとしては悪くないけれど、それにしては高いし、
発見が少ないかな。
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「成功者には、どこかスピリチュアルな話を信じている人が多い」という話は面白かった。
他の本で言うところの、
"根拠のない自信を持っているから、どんどん行動できる"とか、
"いつもワクワクしている"とかと、おおむね同じような事実だと思うのだけれど。
それが、科学者である茂木さんの言葉になると
"スピリチュアル"になる、と私は読みました。
無意識、潜在意識というのは神田昌典さんも、勝間和代さんも言及しているし、
茂木さんの本の中には、松任谷由実さんが例として出てくる。
思い込みや、「いけそう感」「いけるかも」を大事に。
心がけというより、自分を変えていくことなのかな。
ちょっとずつより愚かで盲信的な自分に、
自分の性格、人格を、粘土のように捏ね変えていくイメージを大事にしたい。
日々、積み重ねであります。
