丘の上の住宅街にある家の中を通り抜け
向かうところは
なんだろう?祭?
皆で集まり何かをするところ
昔からある山の村を巡る
そこにはそれぞれ休憩するところがあって
最後によった地蔵堂のような休憩所には
ちゃぶ台がいくつもならんでいて
それを囲みお茶やお菓子を食べる人たち
私は土間の隅に座りそれをながめている
苔が生えるほどの陰気な小屋で
少し冷気を感じた
さあ、戻らなきゃと歩き出すと
いつの間に高校生くらいの男の子が一緒に歩いている
私も子どもに戻っていた
たわいもない話をしながら
歩いてあの家まで戻ってくる
家を通り抜ける際にその家の住人から
あまりうちを通らないで下さいねと
お叱りを受ける
その家の三兄妹と一緒に外に出て
家の隣りのビルにある喫茶店に入る
たくさんの人がそこでお茶を飲んだりしている賑やかな空間
窓際の席から丘の下の夕暮れに染まる街を眺める
丘の下のグランドが何やら騒がしい…
あの男の子が言う
知っているかな?
君はもう死んだんだよ
と
私死んだの?
じゃああなたも死んでいるの?
不思議な気持ち
ほら、あれは君を探しているんだよ
下のグランドを見ると
火が焚かれている
遺体を見つけたらしい
棺に入れられた赤ちゃんの私
右側手前の火は私を弔う火
左側奥にも火が見える
あれはあなたを弔う火
男の子に言った
私はあなたのお母さんくらいの歳なんだよ
と
えっ?と言い残し、男の子は自分の火を見に去って行った
………そこで目が覚めた。
きっと私はあの冷気を感じた苔生した地蔵堂で死んだのだと思う…
深い緑、暖かな橙色、古い木の色…
色彩豊かで不思議な夢
