まだ、福岡裁判所の前には桜が咲いて、
暖かい日の口頭弁論になりました。

本部側からの証人が3名、原告側からの
証人が2名。

当日は本部の商品展示会も、近くの大きな会場
で行われていました。

高裁の口頭弁論も非常に興味深く、面白い内容
でした。まるで演劇をみているようでした。
互いに自分の正しさをアピールする為に、証拠や
記憶をもとに立証し合っていく感でした。
裁判長がもっとも大切な観客であり、どちらが、
「なるほど」と思わせるかどうかであると思いました。
しかし、裁判である限り、真実は一つなのです。

原告側に良くあるのが、ある時、その日の廃棄が
物凄く出ることがわかり(それもFCからのアドバイス
で入れさせられたパターン)
売り場に並べて声掛けしたところで完売は無理。

何とか廃棄を減らそうと見切り販売を強行したところ
本部からの激しい注意(異常なくらいの)を受ける。

もともと、何故見切出来ないのか、加盟してすぐに
殆どの加盟店オーナーは不思議に思い、尋ねる
ものだ、「出来ないのですよ」、加盟当初なんでも
仕事を教えてくれる信頼している本部のアドバイザー
からきっぱり言われるわけですから、システム上
そう言う決まり事になっているんだ~。これが
コンビニのビジネスなんだ~~。
と納得するところから始まるのです。


コンビニ業をアドバイスどおりに実践していくと
びっくりするくらい廃棄が出る。
最初は、お客様が付くための投資だと思い
辛抱するが、数年もすれば、こんなに廃棄として
捨てていいのだろうか?何とか減らしたい、
お客様にも失望させたくない、(売り場に多く並べたい)
この、葛藤の中で発注するものです。


本部からの加盟店に対するマインドコントロールが

実はこのような裁判を生んだのではないかと、私は思います。

価格決定権なんて、非デイリーの値下の事かな?
なんて呑気に思っていたわけですから。バカたれ
オーナーですし、日々の仕事に追われアドバイザーと
本部を絶大に信頼しているわけですから、
このような事になって行くわけです。

口頭弁論では、本部の主張も随分わかってきましたので
又、そのことを書いていきたいと思います。



          アメミヤ(・∀・)