コンビニ アメミヤのブログ

この問題は私にとっては、見切り販売に踏み切った
大きな問題でした。たくさんの廃棄を出したお店は
どうしているのでしょうか?
法的には、アルバイトさん達にタダであげるのは
福利厚生になる可能性もあり計上すべきとの
話も聞きましたが、現実は捨てる予定の商品は
アルバイトさん達が食べたり、こっそり持ち帰るのが
暗黙の了解の業界ではないでしょうか?
バイト代も安いのですから、捨てる予定の廃棄くらい
自由にさせたい、と思う加盟店も多いと思いますし、
もったいない、人間として普通にそう思います。
ただ、加盟店オーナーとしては、廃棄が多く出れば
利益が減るので大変がっかりとして、捨てます。
では、アルバイトさんは、どうでしょう?貰えるなら、
喜ぶのではないでしょうか?本部はどうでしょう?
廃棄原価は加盟店負担(今は私のチェーンでは15%
負担)なので、長い間、全く影響がありませんので、
無関係、ゴミ処理も加盟店負担。
この3者では、加盟店だけが、この廃棄の負担が大きく
圧し掛かります。この一方的に負担する加盟店が声を
あげていかない限り、このコンビニ問題は解決する事は
無いのだと思います。2年以上、見切り販売をやってきて
捨てる商品は前と比べられない程、激減しました。
担当弁護士の先生方も、驚いています。

手元に、2009年の西友スーパーさんの廃棄を減らした記事
があります。タイミングを見て値下げして、売り切り、廃棄が
激減した、このタイミングの見極めの教育に力をいれて
いつも新鮮な売り場でお客様のニーズにも答えていく、

そのような記事があります。小売のベテランでも、この
値下げで廃棄を減らして、それどころか、値下げの
タイミングを研究しているわけです。

コンビニ加盟店は未だに、プリン1個でも、1円も値下げする
事が出来ない可愛そうな店が5万店程あるのでしょうね。

               
アメミヤ(・∀・)つ